国内の新たな感染者1万5263人、感染者の累計は98万7163人
国内では5日、新たに過去最多を更新するとともに初めて1万5000人を超える1万5263人の感染が確認されました。
東京都の5042人、神奈川県の1846人、埼玉県の1235人、千葉県の942人、沖縄県の648人、熊本県の127人は1日の感染者としてはいずれも過去最多を更新しました。
これで国内の感染者は98万6451人、クルーズ船乗船者を含む感染者の累計は98万7163人になりました。
また、新たに確認された死亡者は8人で、累計は1万5254人です。
厚労省の発表によると重傷患者は46人増えて823人になりました。
都内の新たな感染者は5042人、感染者の累計は23万6138人
東京都では5日、過去最多を更新する5042人の感染が確認されました。
これで都内の感染者の累計は23万6138人になりました。
このうち、10歳未満から30代が3390人で全体のおよそ67%、重症化リスクが高い60代以上の感染者はおよそ6%の289人でした。
5日までの7日間平均は3646.9人で、前週比164.0%に急増しました。
なお、新たに確認された死亡者は1人で、累計は2302人です。
新規感染者数の動向
患者と死亡者の動向
国内事例・空港検疫の合計
都道府県の感染者数
患者と死亡者の動向
国内事例・空港検疫の合計
都道府県の感染者数
重症以外は自宅療養-医療体制ひっ迫で
感染力が非常に強い新型コロナウイルスの変異株「デルタ」によって、首都圏を中心に感染者が急増し病床が確保できなくなっています。
これまでは中等症以上は入院治療を基本としていましたが、政府は重症者以外は自宅療養を基本にすると対応を変更しました。
中等症は、肺炎にかかっていて呼吸困難が続きますので酸素投与が必要ですし、医師による訪問治療、保健所による症状確認が不可欠です。
しかしながら、訪問治療や症状確認の体制は不十分ですので、症状急変により重篤化しても入院できる保証はありません。
同居する家族の感染リスクは従来型よりも高く、家庭内感染の可能性が高くなります。
なお、1月から6月までの半年間に自宅で死亡した感染者は84人にものぼりますので、中等症だから自宅療養と方針変更するのであれば、医師による訪問治療や保健所による症状確認などの万全の体制を整えるべきです。
中等症患者の命、同居する家族の命を軽視しているとしか思えない政府の対応の転換に私は反対です。
世界の感染者2億69万人超え、死亡者は426万人超え
アメリカのジョンズ・ホプキンス大学のまとめによりますと、世界全体の新型コロナウイルスの感染者の数は日本時間6日6時21分の時点で2億69万1656人となりました。
また、死亡者は426万3918人となりました。
主な国・地域の感染状況