国内の新たな感染者2万5156人、感染者の累計は123万2461人
国内では19日、過去最多の2万5156人の感染が確認されました。
大阪府の2443人、埼玉県の2170人、沖縄県の768人、静岡県の677人など22府県で過去最多を更新しました。
これで国内の感染者は123万1749人、クルーズ船乗船者を含む感染者の累計は123万2461人になりました。
また、新たに確認された死亡者は26人で、累計は1万5555人です。
厚労省の発表によると重傷患者は49人増えて1765人になり7日連続で過去最多を更新しました。
都内の新たな感染者は5534人、感染者の累計29万7391人
東京都では19日、過去2番目に多い5534人の感染が確認されました。
これで都内の感染者の累計は29万7391人になりました。
このうち、10歳未満から30代が3636人で全体のおよそ66%、重症化リスクが高い65歳以上の感染者はおよそ4.4%の243人でした。
19日までの7日間平均は4774.4人で、前週比120.1%に急増しました。
都の基準で集計した重症者は274人でした。。
なお、新たに確認された死亡者は6人で、累計は2354人です。
新規感染者数の動向
患者と死亡者の動向
国内事例・空港検疫の合計
都道府県の感染者数
患者と死亡者の動向
国内事例・空港検疫の合計
都道府県の感染者数
自宅療養者を収容して治療する野戦病院を急ぎ作れ
感染急拡大で、病床・療養ホテルが足りず、軽等症や中等症の自宅療養者が今月11日午前0時時点で7万4063人と急増しています。
これに伴って、自宅療養者と連絡調整にあたる保健所の対応が追い付いてませんし、訪問診療にあたる医師や看護師が足りず、十分な医療が提供できないことから、症状急変により自宅で亡くなる方が増えています。
また、満床のため中等症や重症患者を救急搬送できない事態が続いています。
自宅療養では、血中酸素濃度が低下したとき吸引する「酸素濃縮装置」が足りず、メーカーが増産体制を敷いても絶対数が足りませんし、重症化を防ぐ抗体カクテル療法による治療も受けることができません。
菅首相は「酸素ステーション」の設置を指示していますが、酸素の投与は対症療法であって、酸素投与しなくて済むような投薬治療が必要です。
軽・中等症のうちに投与することで重症化を防ぐ「抗体カクテル療法」は自宅療養では法の規制によりできませんし、移動に時間を要する訪問治療では医師や看護師の活用が非効率です。
イベントの中止などで、体育館やイベント施設など使われていない施設を有効に活用して、自宅療養者を収容し治療する野戦病院を設置し、医師などの人的な医療資源や医療機器などを効果的に集中配置して「抗体カクテル療法」の投与などの医療提供体制を整備することが急務です。
それによって、保健所の入院調整や自宅療養者・待機者との連絡調整業務が軽減されますので、濃厚接触者の追跡調査が可能になります。
菅内閣は「緊急事態宣言」「蔓延防止等重点措置」の対象地域を増やしても、新型コロナウイルス拡大を抑え込もうとする真剣さが国民に伝わってきませんので、人との接触を5割減らすなんて「絵に書いた餅」です。
このままでは、感染拡大が続き、我々の命も暮らしも大きな打撃を受け続けるでしょう。
世界の感染者2億981万人超え、死亡者は440万人超え
アメリカのジョンズ・ホプキンス大学のまとめによりますと、世界全体の新型コロナウイルスの感染者の数は日本時間20日6時21分の時点で2億981万8202人となりました。
また、死亡者は440万98人となりました。
主な国・地域の感染状況