国内の新たな感染者1万574人、感染者の累計は105万5602人
国内では10日、8日連続で1万人超えとなる1万574人の感染が確認されました。
これで国内の感染者は105万4890人、クルーズ船乗船者を含む感染者の累計は105万5602人になりました。
また、新たに確認された死亡者は19人で、累計は1万5328人です。
厚労省の発表によると重傷患者は40人増えて1230人になりました。
都内の新たな感染者は2612人、感染者の累計25万4781人
東京都では10日、2612人の感染が確認されました。
これで都内の感染者の累計は25万4781人になりました。
このうち、10歳未満から30代が1735人で全体のおよそ66%、重症化リスクが高い65歳以上の感染者はおよそ3.9%の103人でした。
10日までの7日間平均は3978.7人で、前週比119.2%に急増しました。
都の基準で集計した重症者は過去最多となっています。
なお、新たに確認された死亡者は3人で、累計は2317人です。
新規感染者数の動向
患者と死亡者の動向
国内事例・空港検疫の合計
都道府県の感染者数
患者と死亡者の動向
国内事例・空港検疫の合計
都道府県の感染者数
重症以外は自宅療養-医療体制ひっ迫で
感染力が非常に強い新型コロナウイルスの変異株「デルタ」によって、首都圏を中心に感染者が急増し病床が確保できなくなっています。
これまでは中等症以上は入院治療を基本としていましたが、政府は重症者以外は自宅療養を基本にすると対応を変更しました。
中等症は、肺炎にかかっていて呼吸困難が続きますので酸素投与が必要ですし、医師による訪問治療、保健所による症状確認が不可欠です。
しかしながら、訪問治療や症状確認の体制は不十分ですので、症状急変により重篤化しても入院できる保証はありません。
同居する家族の感染リスクは従来型よりも高く、家庭内感染の可能性が高くなります。
なお、1月から6月までの半年間に自宅で死亡した感染者は84人にものぼりますので、中等症だから自宅療養と方針変更するのであれば、医師による訪問治療や保健所による症状確認などの万全の体制を整えるべきです。
中等症患者の命、同居する家族の命を軽視しているとしか思えない政府の対応の転換に私は反対です。
世界の感染者2億377万人超え、死亡者は431万人超え
アメリカのジョンズ・ホプキンス大学のまとめによりますと、世界全体の新型コロナウイルスの感染者の数は日本時間11日5時21分の時点で2億377万4200人となりました。
また、死亡者は431万354人となりました。
主な国・地域の感染状況