国内の新たな感染者2万1570人、感染者の累計は134万4510人
国内では24日、2万1570人の感染が確認されました。
愛知県の1617人、京都府の587人、岐阜県の382人、滋賀県の235人、奈良県の223人など8府県で過去最多を更新しました。
これで国内の感染者は134万3798人、クルーズ船乗船者を含む感染者の累計は134万4510人になりました。
また、新たに確認された死亡者は42人で、累計は1万5725人です。
厚労省の発表によると重傷患者は37人増えて1935人になり12日連続で過去最多を更新しました。
都内の新たな感染者は4220人、感染者の累計31万8929人
東京都では24日、4220人の感染が確認されました。
これで都内の感染者の累計は31万8929人になりました。
このうち、10歳未満から30代が2849人で全体のおよそ68%、重症化リスクが高い65歳以上の感染者はおよそ4.5%の189人でした。
24日までの7日間平均は4636.9人で、前週比102.4%に急増しました。
都の基準で集計した重症者は268人でした。。
なお、新たに確認された死亡者は9人で、累計は2393人です。
新規感染者数の動向
患者と死亡者の動向
国内事例・空港検疫の合計
都道府県の感染者数
患者と死亡者の動向
国内事例・空港検疫の合計
都道府県の感染者数
自宅療養者を収容して治療する野戦病院を急ぎ作れ
感染急拡大で、病床・療養ホテルが足りず、軽等症や中等症の自宅療養者が今月18日午前0時時点で9万6709人と急増しています。
これに伴って、自宅療養者と連絡調整にあたる保健所の対応が追い付いてませんし、訪問診療にあたる医師や看護師が足りず、十分な医療が提供できないことから、症状急変により自宅で亡くなる方が増えています。
また、満床のため中等症や重症患者を救急搬送できない事態が続いています。
自宅療養では、血中酸素濃度が低下したとき吸引する「酸素濃縮装置」が足りず、メーカーが増産体制を敷いても絶対数が足りませんし、重症化を防ぐ抗体カクテル療法による治療も受けることができません。
菅首相は「酸素ステーション」の設置を指示していますが、酸素の投与は対症療法であって、酸素投与しなくて済むような投薬治療が必要です。
軽・中等症のうちに投与することで重症化を防ぐ「抗体カクテル療法」は自宅療養では法の規制によりできませんし、移動に時間を要する訪問治療では医師や看護師の活用が非効率です。
広大な敷地や医療資源を持つ自衛隊の基地内や体育館やイベント施設など使われていない施設を有効に活用して、自宅療養者を収容し治療する野戦病院を設置し、医師などの人的な医療資源や医療機器などを効果的に集中配置して「抗体カクテル療法」の投与などの医療提供体制を整備することが急務です。
それによって、保健所の入院調整や自宅療養者・待機者との連絡調整業務が軽減されますので、濃厚接触者の追跡調査が可能になります。
新型コロナウイルスとの闘いはまさに有事です。
陸海空自衛隊の総力を活用して病床がひっ迫している地域の自衛隊内に野戦病院を作り、医官(医師)と看護官(看護師)が医療に従事、患者の搬送にはヘリコプターも活用するなど、先手を打って急ぎ取り組んでほしいのです。
菅内閣は「緊急事態宣言」「蔓延防止等重点措置」の対象地域を増やしても、新型コロナウイルス拡大を抑え込もうとする真剣さが国民に伝わってきませんので、人との接触を5割減らすなんて「絵に書いた餅」です。
医療最前線では、80代90代の重症患者の人工心肺装置「ECMO」をはずして、それを40代50代の重症患者に装着する命の選別が始まっているとのことです。
このままでは、感染拡大が続き、我々の命も暮らしも大きな打撃を受け続けるでしょう。
新型コロナで無精子症に
新型コロナ感染症の後遺症として、味覚・嗅覚の喪失や抜け毛など様々な症状が知られていますが、海外からの報告では、無精子や精子の減少など男性不妊の原因との報告が相次いでいます。
従来型ウイルスは、「若い人は重症化しない」「10代以下はほとんど無症状」との常識が、インド由来のデルタ型ウイルスは感染力が強く、「若くても重症化する」「10代以下でも発熱など症状がでる」「2回のワクチン完了しても感染する・感染させる」など、深刻です。
最大で25%が無精子や精子の減少など男性不妊の原因と報告されたとのことですので、出生率がさらに下がり、高齢化の進展によって我が国の活力が失われることになりかねません。
「新型コロナで無精子症になる」と積極的に報道することで、若い世代も感染防止対策にしっかり取り組む一助になると思うのですが・・・・・
世界の感染者2億1289万人超え、死亡者は444万人超え
アメリカのジョンズ・ホプキンス大学のまとめによりますと、世界全体の新型コロナウイルスの感染者の数は日本時間25日5時21分の時点で2億1289万2985人となりました。
また、死亡者は444万7156人となりました。
主な国・地域の感染者数