
国内の新たな感染者1万5645人、感染者の累計は100万2805人
国内では6日、新たに過去最多を更新する1万5645人の感染が確認されました。
神奈川県の2082人、大阪府の1310人、千葉県の1057人、福岡県の840人、京都府の289人、静岡県の224人、熊本県の128人、三重県の97人、新潟県の88人、鹿児島県の87人、山梨県の73人は1日の感染者としてはいずれも過去最多を更新し、富山県の64人は最多に並びました。
これで国内の感染者は100万2093人、クルーズ船乗船者を含む感染者の累計は100万2805人になりました。
また、新たに確認された死亡者は20人で、累計は1万5274人です。
厚労省の発表によると重傷患者は197人増えて1020人になりました。
都内の新たな感染者は4515人、感染者の累計は24万653人
東京都では6日、過去2番目に多い4515人の感染が確認されました。
これで都内の感染者の累計は24万653人になりました。
このうち、10歳未満から30代が3036人で全体のおよそ67%、重症化リスクが高い60代以上の感染者はおよそ6%の251人でした。
6日までの7日間平均は3820.4人で、前週比152.7%に急増しました。
なお、新たに確認された死亡者は4人で、累計は2306人です。
新規感染者数の動向

患者と死亡者の動向

国内事例・空港検疫の合計
都道府県の感染者数


患者と死亡者の動向

国内事例・空港検疫の合計
都道府県の感染者数

重症以外は自宅療養-医療体制ひっ迫で
感染力が非常に強い新型コロナウイルスの変異株「デルタ」によって、首都圏を中心に感染者が急増し病床が確保できなくなっています。
これまでは中等症以上は入院治療を基本としていましたが、政府は重症者以外は自宅療養を基本にすると対応を変更しました。
中等症は、肺炎にかかっていて呼吸困難が続きますので酸素投与が必要ですし、医師による訪問治療、保健所による症状確認が不可欠です。
しかしながら、訪問治療や症状確認の体制は不十分ですので、症状急変により重篤化しても入院できる保証はありません。
同居する家族の感染リスクは従来型よりも高く、家庭内感染の可能性が高くなります。
なお、1月から6月までの半年間に自宅で死亡した感染者は84人にものぼりますので、中等症だから自宅療養と方針変更するのであれば、医師による訪問治療や保健所による症状確認などの万全の体制を整えるべきです。
中等症患者の命、同居する家族の命を軽視しているとしか思えない政府の対応の転換に私は反対です。
世界の感染者2億143万人超え、死亡者は427万人超え
アメリカのジョンズ・ホプキンス大学のまとめによりますと、世界全体の新型コロナウイルスの感染者の数は日本時間8日6時21分の時点で2億143万552人となりました。
また、死亡者は427万4253人となりました。
主な国・地域の感染状況

