
先日(17日)、統一協会佐賀教会の移転騒動で、佐賀市の提言箱にメールを送った。
●移転騒動とは・・・
昨年11月下旬、統一協会佐賀教会が佐賀市兵庫南から同市高木瀬町平尾に移転手続きを進めるため、市に遊技場から宗教法人へ土地の用途変更を申請した。
今年2月15日、同市高木瀬町平尾自治会は秀島敏行市長宛てに、「住民の理解がないまま許可することがないよう慎重な取り扱いを」とする要請書を提出した。
要請書では「詐欺的入信勧誘など不法行為が全国各地で存在する」などとして、許可権限を持つ市は慎重に判断するよう要望。市側は「法令順守の必要はあるが、住民の不安も踏まえ、地元に理解してもらうような説明を宗教団体に働きかけたい」と答えた。
今月11日、統一協会の信者約100人が佐賀市役所を訪れ、市に申請している土地の用途変更について速やかに結論を出すよう要請した。用途変更の標準処理期間は30日間だが、地元自治会から説明会開催の要望もあり、結論は出ていない。
統一協会は事前に「11日、市長に申請許可の結論を聞きたい」と申し入れていたが、市は部長らが対応。結論は示されず、教会側と市幹部とのやり取りが数時間続き、平行線のまま終わった。
●佐賀市の
提言箱にメール
住民の不安に応えようともせず100人で市役所に押しかけるようでは、住民の不安は一層増すばかりだろう。
私は17日、佐賀市の提言箱に次のメールを送った。
「統一教会佐賀教会が高木瀬町平尾に移転するため、土地の用途変更を申請していること、移転先の自治会は「慎重な取り扱い」を要望していることを知りました。
統一教会は、全国各地で詐欺的勧誘や霊感商法など違法な活動を組織的に続けています。その状況は、統一教会役員に対する有罪判決や統一教会に対する損害賠償命令判決などたくさんのデータが全国霊感商法対策弁護士連絡会に蓄積されています。
高木瀬町平尾の住民や佐賀市民を詐欺的勧誘や霊感商法の被害から守るため、用途変更を認めないでください。」
●佐賀市長からの回答
「葛原 健志 様
佐賀市への提言ありがとうございます。
ご提言いただいた用途変更の申請につきましては、都市計画法
の規定に従って審査しておりますが、今後も地元自治会の意見も
聞きながら慎重に検討したいと考えております。
平成24年4月23日
佐賀市長 秀 島 敏 行
【担当部署】
建設部 建築指導課 開発審査係
担当者:宮崎
電話(0952)40-7173
E-mail:kenchikushido@city.saga.lg.jp」
※11月に再びメールを送りました。
http://blog.goo.ne.jp/kuzural/e/7b64b656a3e3033d1872d29d32f3bbd1