クズラのブログ

日頃の農作業や社会活動、そして両親の介護などを綴ります(22年1月記)

半不耕起稲作を開始する代かきが終わりました

2010-10-22 | 冬期湛水田
 やっと水が溜まり、昨日(10月21日)、半不耕起稲作を開始するための代かきが終わりました。

 この水を張ったままの田んぼで、水中の微生物や生物たちに活発に活動、繁殖を繰り返して自然の肥料を増やしてもらい、来年の田植えを迎えたいと思います。

少ない水で代かきしました

2010-10-20 | 冬期湛水田
 ある程度田んぼに水が溜まったので、トラクターで代かきしました。
 でも、まだ十分ではなく、かなり土が水面から出ています(写真)。

 この地域の田んぼは、少し高い所にある大正池から放流される水に頼っています。大正池からは、田植え時から稲刈り前まで放流されますが、それ以外は放流されません。
 この沢にも放流されますが、放流がないときの水量は、小さな裏山から浸み出すだけの少量なので、なかなか田んぼに水が溜まりません。

 あしたには、もっと水が溜まっているでしょうから、もう一度代かきして、土をならして、冬期湛水田にしようと思います。

 それから、沢から水を引くパイプの上部にロックタイという紐を3本縛り、その紐と堰の穴を太めの紐で結んで置きました。

 これは、雨が降って沢の水量が増えたとき、パイプが流されないようにと考えたものです。

残念、パイプが外れていました

2010-10-19 | 冬期湛水田
 2日ぶりに来てみたら、パイプの途中が外れて、水が行かなくなっていました。
 原因は、パイプのたわみを直すためのつり下げに使っていたひもが、重さに耐えられずに切れたためでした。

 丈夫なひもでつり下げ直し、つなぎ手のところで外れていたパイプをつないで(写真)、ふたたび水が田んぼに入るようにしました。

 代かきは、あす以降になります(ザンネン)。

パイプから水が出ました

2010-10-17 | 冬期湛水田
 2日ぶりに田んぼに来てみると、期待していた水は、パイプから出ていませんでした(ダメダッタカ・・)。

 パイプの入り口(=堰の水が入るところ)と出口(田んぼ側)の高低差がほとんどないので、水はすんなりとパイプを流れてくれません。また、よくパイプの中にヘドロが溜まって、水が出なくなったりします。

 パイプ(40m弱あります)の先に近い部分のたわみを伸ばしてみました。すると・・・!。パイプから水が田んぼに出てきました(セイコウ!)。

 水量が少ないので、そして田んぼの土に砂が多いので、土が水に浸るまでには時間がかかります。代かきはあす以降です。

 田んぼの近くに栗の木があります。先日から3回目のクリの収穫もありました。

 クリは、0℃から-2℃で1か月おくと、糖度が上がっておいしくなるという情報がありました。で、自宅冷蔵庫の氷温室に入れています。

堰を修理しました

2010-10-15 | 冬期湛水田
 今日(15日)は、イノシシが壊したと思われる堰を、土のうなどで修理ました。
 写真の右手が沢の上流で、左手が下流です。

 堰から2つのパイプが出ています。沢の水は、灰色のパイプから黒いパイプに入り、40メートル先の半不耕起田に出ることになるのですが、まだ結果はわかりません。 

田んぼを浅く引きました

2010-10-14 | 冬期湛水田
  田んぼに行ってみると、父の知り合いが来てトラクターを診てくれていて、「エアーを抜いたら繋るでしょう」と言われました。

 ガス欠のとき、油溜めに空気が入って、ディーゼル油がまわらなくなっていたようで、エアーを抜いてくれました。新しい機械ならば自動でエアーが抜けるんだそうですが(我が家のトラクターは10数年前の代物)。

 本日、ようやく田んぼを浅く引く(鋤く)ことができました。

 田んぼに水を引こうとすると、沢に作っていた堰が壊れていました。イノシシがアカリゴ(沢ガニ)を捕ろうとして鼻で壊したようです。

 明日は堰の修理です。

 注文していた新しいバッテリーがガソリンスタンドに届いていました。17,000円でした。

トラクターが始動せず

2010-10-13 | 冬期湛水田
 昨日は、トラクターのガス欠で、田んぼを耕す(浅目に)のを中断していました。

 今日(13日)、ディーゼル油を給油して始動・・・しようと思ったら、セルモーターの力が弱くてかかりませんでした(ガッカリ!)。

 カブに乗って、バッテリーをガソリンスタンドにもって行き、充電してもらいました。

 昼食後にバッテリーを持って帰り、トラクターに装着。しかし・・・セルは動くのですが・・・エンジンはかからず(スタンドの人には、充電不足かもしれん、あと30分充電した方がいいとは言われていた)。

 もう一度スタンドで充電してもらい、お店の隅っこに置いていあった軽四輪自動車用のバッテリー(トラクターのものよりも小型でしたが)を借りて帰り、トラクターのプラス線とマイナス線につなぎました・・・火花が出ました・・・よく見ると、このバッテリーのプラス極とマイナス極の位置は、トラクターのものとは逆でした(シマッタ)・・・プラスとマイナスを変更して始動・・・セルはほとんど回りませんでした。

 雑用をした後で、スタンドから再充電してもらったバッテリーを持って帰って装着・・・セルは回るのですが始動せず(アーア!)。スタンドには、新しいバッテリーの取り寄せを依頼しました。

 あきらめて帰る途中、農機具屋に寄って尋ねてみました。「セルが回るんなら、新しいバッテリーで動くはず」と言われ、プラスとマイナスを間違えて繋いだときに電気系統を壊してしまったのかと心配していましたが、一安心(ホッ)。

 明日は田んぼが引ける(鋤ける)はず。

不耕起田と一般田の仕切りを取りました

2010-10-12 | 冬期湛水田
仕切りの波板を抜き取った写真 不耕起田(左)と一般田(右)を仕切っていた波板を抜き取りました。これ全体を半不耕起田として稲作をします。

 波板は、下半分が土の中に埋もれていたため、引き抜くのにかなりの力が要りました。それから、仕切りに沿って置いていた丸太などをどかし、電柵の電線なども片づけました。

冬期湛水・半不耕起稲作を始めます

2010-10-11 | 冬期湛水田
田んぼ ここ(写真)で、冬期湛水・半不耕起稲作を始めようと思います。本日、2010年度の稲を刈り終わったところです。

  2010年度までは、写真手前の約2畝で、冬期湛水(完全)不耕起稲作を試みていました。 不耕起稲作をやめて半不耕起稲作に変更する最大の理由は、雑草の問題です。昨年までは、試作田が狭かったので何とか手で雑草を抜いていたのですが、今年の初めに左腕の神経痛などによって一時除草作業ができませんでした。当然、作付面積を広げたなら人力除草など困難です。

 2011年度からは、挑戦田を2反に増やし、EM活性液を使って抑草してみようと思っています。