産廃業者に撤退要請ハガキを出しています

　今月２６日、御津虎倉産廃処分場の建設差止を求めた裁判が、広島高裁で逆転勝訴しました。
→http://blog.goo.ne.jp/mizuomamoru/e/a575d9ddfb28d3ae6b8fb8b7e3c46686
→http://blog.goo.ne.jp/mizuomamoru/e/022cc193d1bc72f2fa46fdb9d6ec5760

　岡山市の水を守る岡北の会では、この産廃処分場の建設を計画している西日本アチューマットクリーン社に対し、上告を断念して建設計画から撤退するよう求めるハガキを出しています。

　岡山の方で可能な方は、このハガキ運動にご協力ください。なお、上告期限は来年１月９日です。

（宛先）〒703-8245 岡山市中区藤原５０－１
　　　　(株)西日本アチューマットクリーン
　　　　代表取締役　蔵本忠男
（文例）
　十二月二十六日、広島高等裁判所岡山支部は、御津虎倉産業廃棄物最終処分場の建設を差し止める判決を下しました。岡山市民が安心して旭川の水で生活する上で、当然の判決でした。
　豪雨で調整池があふれることは、貴社も分っていたはずです。
　市民の不安を一刻も早く取り除くため、貴社は、上告をすることなく、この処分場計画から撤退することを直ちに表明するよう強く要請します。

「政治とは国民を騙すことにある」と聞いて・・・

　かつてお世話になった故・柴田進さんが遺した言葉を聴く機会がありました。

　僕は、大学５年生の秋に、岡山民主商工会の事務局に就職しました。最初に担当したのが柴田さんが支部長を務める同会の牧石（まきいし）支部です。事務局員は、２つ～３つの支部を担当し、その支部を運営する支部役員さんをサポートする仕事をしていました。柴田さんは、物腰が柔らかく、新人の僕にも優しく接して励ましてくれていました。今も感謝の気持ちをもっています（なお、民商は数年で退職しましたが）。

　先週、近所の散髪屋さんで散髪してもらっていて、柴田さんの話が出ました。

　柴田さんは、以前は自民党のある議員の後援会の世話役となって、牧石地域の後援者をまとめていたそうです。ある日、その議員から“政治とは国民を騙すことにあるんじゃ”という言葉を聞いて、「あほらしくなってやめた」と柴田さんは言っていたそうです。その後、民商に入会したそうです。また、「共産党はうそを言わんから好きじゃ」とも言っていたそうです。

　あの優しく面倒見のいい柴田さんは、民商で活躍していたように、自民党議員の後援会でも活躍されていたんだろうと思います。そして、その議員が漏らした本音が、誠実な柴田さんには許せなかったんだろうなと想像しました。

　「柴田のおっちゃん」の、あの優しそうな面影と語り口を思い出しています。