クズラのブログ

日頃の農作業や社会活動、そして両親の介護などを綴ります(22年1月記)

不ぞろいだった苗でしたが、何とかなりそう

2011-05-29 | 冬期湛水田

 今日(5月29日)は、地域の“溝さらえ”でした。朝8時から10時過ぎまで、30~40人が草刈り機や鍬などを持ち寄り、ため池の大正池からの水路を掃除しました。

 不ぞろいだった苗は、遅れて発芽した苗も徐々に伸び、何とか見られる状態になりつつあります。

 左の写真は5月29日です。





 左の写真は、5月24日のものです。

 父が、まともな苗にならん、と心配していました。









 左の写真は、5月20日のものです。

 父は、温湯消毒で種もみが煮えたんじゃないかと心配していました。








 湛水田には、アミドロが広がっています(5月24日の写真)。










 田んぼに行く道端に咲いている野アザミです(5月20日)。


発芽した箱苗をプールに並べました

2011-05-18 | 冬期湛水田
 モミ播き(5月11日)した箱苗を黒いシートで覆っていましたが、少し発芽してきたので(しかし、まばらです。もち米の方がよくそろって発芽しています)、実家から数キロ離れた倉庫前の畑に運びました。

 畑には、じいちゃん(父)がトラクターで土をならし(平らにし)て、角材で長方形の枠をつくってビニールシートを敷いてくれていました。
 そこに箱苗を横2列に並べました(写真上)。

 箱苗を並べた木枠の外側にプラスチックのひごをアーチ状に渡し、その上に保温シートをかぶせ(写真中)、プールに水を注入しました。水深は3センチほどで、箱苗の土が水を吸うことができる程度です。

 保温シートは、風で飛ばないように、その周りに鉄筋などを置いています。

 ため池(大正池)の放水前なので、用水路に流れるわずかな水をポンプでプールに注入しました。



 湛水田を遠くから見ると、水鳥が水面に浮かんで、くちばしで水草を食べているようでした。
 近寄ろうとすると飛び立っていきました。これまでアオサギも見かけましたが、今回はカモのようでした(本当は解りません)。
 田んぼを見ると、畦に沿って水が濁っています。水草やアミドロを食べてくれていれば、雑草類が増えないので助かるのですが。
 畦際に羽根が1枚落ちていました(写真下)。

苗箱にモミを播きました

2011-05-11 | 冬期湛水田
 今日(5月11日)は、苗箱にモミを播きました。

 温湯消毒した日(5月5日)から、少しずつ苗箱に新聞紙を敷き床土を入れて準備していました。

 昨日(10日)食酢消毒し途中から加温した種もみは、まだ芽が出ていませんが、作業できる日が限られていたので、今日、床土の上にモミ播き機でモミを播きました(写真)。その上に水をかけて湿らせ、そして、その上にモミ播き機で覆土を入れました。この箱苗を1か所に集め、黒いゴムシートで覆って数日置いておきます(これで少し保温し催芽することができます)。
 ただ米(品種はヒノヒカリ)は1斗2升用意して箱苗107枚ができ、もち米は1升余り用意して箱苗9枚ができました。
 苗土は、じいちゃん(父)がすでに購入していた「ゴールドソイル3号」を25袋(1袋20kg)使いました。



 田んぼの近くに桑が青い実を付けていました。
 田植えころには、紫になり食べられます。

モミを食酢消毒しています

2011-05-10 | 冬期湛水田
 種もみを温湯消毒した(5月5日)後、水に浸けておきました。
 昨晩(5月9日)から風呂の残り湯に浸け、今朝(10日)から、食酢消毒しています。

 今朝、水1斗に食酢5合を加え、目の粗い袋に入れた種もみを浸けました。
 読んだ資料には、水温30度~32度で食酢消毒すると書いてあったので、あとで思いついて、熱帯魚用のヒーター(3,780円)を買い、種もみを浸けた樽にセットしました(写真)。
 明日はモミを播く予定です。

種もみを温湯消毒しました

2011-05-05 | 冬期湛水田
 本日(5月5日)、種もみ(全部で13升)を60度の湯に10分間浸けるという温湯(おんとう)消毒をしました。

 水を入れた鍋をガスコンロに掛け、浅いステンレスざるを底に沈め、昨日買った温度計(268円)を入れて60度Cにしました。
 モミを1升、網袋(ミカンの入っていたもの)に入れて湯に浸け、ゴム手袋をしてモミ袋を動かしながら、モミ全体が60度になるよう調整しました。モミを入れると温度が3~4度下がるので、コンロを強火にし、温度が回復してきたら弱火にします。弱火にしておいても、少しずつ温度が上がりそうなので、湯の表面に息を吹きかけて冷ましたりしました。
 時計を見ながら10分後に袋を取り出して水に浸しました。
 これを13回繰り返し、ただ米(うるち米)12升ともち米1升を消毒しました。
 そして、それを水に浸けて発芽を促す浸種処理を始めました。

 ネットで調べた結果、温湯消毒ではばか苗病やいもち病に効果があり、食酢消毒では褐状病やもみ枯病に効果があるということでした。浸種処理の最後に、食酢酒毒もやる予定です。
 温湯消毒について、二代目修行中さんにアドバイスをいただきました。

あぜ草を刈りました

2011-05-04 | 冬期湛水田
 5月2日から今日(4日)にかけて、草刈り機で田んぼのあぜ草を刈りました。

 1枚の湛水田(2反)と、2枚の一般田(3畝と2畝)のあぜ草を3日かけて、1日に1~1.5時間かけて刈りました。

 田んぼの周りには、西洋タンポポの黄色い花がたくさん咲いています。写真の湛水田の奥には、以前栽培した菜の花の名残の黄色もかすかに見えます。

塩水選をしました

2011-05-02 | 冬期湛水田
 本日(5月2日)、田舎の家で種もみを塩水選しました。
 昨年採れたモミを再度サビて(風選して)、卵が斜め横向きに浮く程度の塩水に浸し(写真)、浮いたモミを除きました。
 当初は5月5日に塩水選を予定していたのですが、トラクターの修理が必要となって帰った機会を利用しました。

 そのあとは、田んぼのあぜ草を1時間ほど刈り、草刈り機の燃料が無くなったところで終わりました。