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埼玉県のマンホール蓋(その6)利根川右岸流域下水道

2022-04-20 22:23:46 | マンホール蓋

※2022.04.20更新 神川幹線の蓋1枚、センター内に設置されている放流渠(ほうりゅうきょ)と表記の蓋2枚など4枚を追加しました。

埼玉県水道局が事業運営する流域下水道には、荒川左岸南部流域下水道、荒川左岸北部流域下水道、荒川右岸流域下水道、中川流域下水道、古利根川流域下水道、荒川上流流域下水道、市野川流域下水道、利根川右岸流域下水道の8流域下水道が整備されています。

今回は、利根川右岸流域下水道に係わる蓋を整理します。
利根川右岸流域下水道に接続する関係自治体は、本庄市、美里町、神川町、上里町の1市3町です。

幹線は、上里幹線、児玉幹線、美里幹線、神川幹線の4幹線があります。
汚水の最終処理は、本庄市にある小山川水循環センターで行われ小山川支流の女掘川に放流されるようです。

なお、本庄市公共下水道事業は、昭和 50 年度に単独公共下水道事業として事業着手し、昭和61年本庄市水質管理センターで汚水の最終処理を始めました。
その後、平成21年4月1日に小山川水循環センターに名称変更し、埼玉県に移管されました。

埼玉県流域下水道の8種類のマンホールカードは、第4弾として平成29年1月に川越市で開催された「マンホールサミット2017」の会場で先行配布され、公式には4月より配布されました。
こちらが、利根川右岸流域下水道のマンホールカードです。
 
カード裏面のデザインの由来は以下の通りです。
利根川は、関東(昔は坂東といいました)で一番大きな川であるという意味から、「坂東太郎」の異名を持ちます。 その流域面積は埼玉県の面積の4倍を超える約16,840 km²で、古くから首都圏の産業や暮らしを支える水源として大きな役割を果たしてきました。 本デザイン蓋は、中央に埼玉県の県章をあしらい、その背景に利根川とその支流である小山川の豊かな水量をイメージしたブルーの文様を描いたものです。 また、利根川右岸流域下水道の整備による水辺の再生を祈願し、「よみがえる清流」のフレーズを加えています。 シンプルながら、非常に美しいデザイン蓋です。

なお、上記カードに記載されているマンホール蓋設置座標に誤りがあったため、以下のカードに訂正されました。
 

こちらは、小山川水循環センターの入口の風景です。

こちらは、私が令和4年に訪問した時にセンター内に展示されていた本庄市のデザイン蓋です。


前記の通り小山川水循環センターの前身は、本庄市の単独公共下水道事業の汚水の最終処理を担っていた本庄市水質管理センターです。
そのような経緯から、センター敷地内に設置されている蓋には流域下水道の蓋だけではなく、本庄市や埼玉県の蓋も設置されています。

こちらは、流域下水道のデザイン蓋です。
放流渠(ほうりゅうきょ)と表記されていますので、最終処理後の放流の係わる蓋なのでしょうか。
右蓋は、中央に本庄市のマスコット「はにぽん」、左下に「ほんじょうし」、右下に「ほうりゅうきょ」と表記されていますが、左蓋と対のように設置されていましたので一緒に整理しました。
 (2022.04.20追加)

こちらは本庄市の蓋です。

こちらは、規格模様の雨水蓋と汚水蓋です。
 
こちらは仕切弁の蓋です。

こちらは、埼玉県の汚水蓋です。
 
(2022.04.20追加)
こちらは仕切弁の蓋です。

こちらの蓋は、「マンホールサミット2017」の会場に展示された蓋です。

それでは、マンホール蓋の整理に入ります。
最初は、上里幹線に係わる蓋(記号「ウエ-99」が付いています)です。
こちらは、マンホールカードに印刷されている蓋で、下部の管理番号欄に「ウエ-14」が表記されています。
県道 392 号神保原陸橋(北)交差点そばに設置されています。

こちらはノンカラー蓋です。
下部の管理番号欄に「ウエ-12」が表記されています。

次は、児玉幹線に係わる蓋(記号「コダ-99」が付いています)です。
見ずらいですが、下部の管理番号欄に「コダ-01」が表記されています。
 

次は、美里幹線に係わる蓋(記号「ミサ-99」が付いています)です。
見ずらいですが、下部の管理番号欄に「ミサ-02-4入」が表記されています。
「入」や「流」の文字が入る管理番号は自治体の公共下水道と接続するマンホールのようです。

最後は、神川幹線に係わる蓋(記号「カミ-99」が付いています)です。
下部の管理番号欄に「カミ-09」が表記されています。
(2022.04.20追加)

以上で、その6.利根川右岸流域下水道の蓋の整理は終了です。

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