※2023.01.09更新 群馬戦国御城印サミットが企画の初代高崎藩主「井伊直政」のマンホール蓋1枚、布袋寅泰さんの通称「G柄」をあしらったマンホールの蓋1枚、「上野三碑」をデザインしたプレート型のマンホール蓋1枚、規格模様の蓋2枚、小型コンクリート蓋1枚他を追加しました。
※2022.09.08更新 旧多野郡吉井町のデザインマンホール蓋のデザインを引き継ぐマンホール蓋を追加しました。
※2020.08.21更新 旧群馬郡榛名町のデザインマンホール蓋のデザインを引き継ぐマンホール蓋を追加しました。
高崎市の経緯は、明治33年4月1日 市制施行により高崎市が発足します。その後、昭和から平成にかけ周辺市町村との合併や編入・編入替えあり、平成18年1月23日には群馬郡倉渕村、同郡箕郷町、同郡群馬町、多野郡新町を合併、平成18年10月1日に群馬郡榛名町を合併、平成21年6月1日に多野郡吉井町を合併し、現在の高崎市となりました。
高崎市は、上毛三山とよばれている赤城山、榛名山、妙義山を背に、市街地の西南には烏川が流れ、市の東部は利根川に接しています。また、古来より中山道・三国街道が通り、現在では関越自動車道・上越新幹線の開通により、東京へ約 100km、時間にして約1時間という恵まれた位置にあります。昔から交通の利便性や商業活動をとおして江戸と結びつ いており、長野・新潟方面からの中継機能を果たすとともに、 群馬県の表玄関として、また北関東における産業経済の中心 地としての役割を果たしています。
隣接する自治体は多く、北は吾妻郡長野原町、吾妻郡東吾妻町、渋川市、北群馬郡榛東村、東は前橋市、佐波郡玉村町、南は埼玉県児玉郡上里町、藤岡市、甘楽郡甘楽町、西は富岡市、安中市、長野県北佐久郡軽井沢町に接しています。面積は459.16平方キロメートル、令和元年9月30日現在で人口は37.3万人強、世帯数は16.5万世帯強です。
市の紋章は、「高」の古代文字()を上下に2組、組み合わせて図案化したものです。(大正9年11月制定)
市の花は「サクラ」、「ハクモクレン」、市の木は「ケヤキ」、「カシ」、市の鳥は「ウグイス」です。(以上は、高崎市HPより)
前置きはここまでとし、マンホール蓋の整理に入ります。
高崎市の公共下水道は 、大きく高崎処理区と県央処理区に分かれているようです。高崎処理区は、市単独公共下水道として整備され阿久津水処理センターと城南水処理センターの二カ所で最終処理されるようです。また、県央処理区(旧群馬町、旧新町、旧箕郷町、旧榛名町、旧吉井町)は利根川上流流域下水道に接続し佐波郡玉村町にある県央水質浄化センター で最終処理されているようです。
また、特定環境保全公共下水道が、観光施設等による排水に起因する環境悪化を防ぐため、閉鎖性水域である榛名湖の周辺に整備され榛名湖水質管理センターで最終処理されているようです。
また農業集落排水施設は、浜川集落排水施設(高崎市浜川町)、楽間行力集落排水施設(高崎市菊地町23番地1)、富岡集落排水施設(高崎市箕郷町和田山)、善地集落排水施設(高崎市箕郷町善地)、蟹沢集落排水施設(高崎市箕郷町白川)の五カ所に整備されているようです。
それでは、マンホール蓋の整理です。
最初は、2022年10月12日に設置された蓋です。
群馬戦国御城印サミットが企画し、高崎市内の㈱水島鉄工所に製作依頼し、市に寄贈された
人気ゲーム「信長の野望」などで知られるイラストレーター「長野剛」さんが描いた初代高崎藩主「井伊直政」のマンホール蓋です。
こちらの蓋は、高崎高松郵便局北側のもてなし広場に設置されています。
蓋にスマートフォンの専用アプリ「COCOAR」を使うと、AR(拡張現実)機能でイラスト(写真右)が浮かび上がって見えます。
(2023.01.09追加)
直政は「高崎」という地名を名付け、和田城を改修して高崎城を築城した武将で、徳川家康が最も信頼した家臣の一人で徳川四天王として知られています。
こちらは、2019年10月11日設置された群馬県高崎市出身のギタリスト布袋寅泰さんの代名詞である幾何学模様、通称「G柄」をあしらったマンホールの蓋です。
下記の楽器が描かれた蓋を撮った後に設置されたため、なかなか撮る機会がありませんでしたが、やっと撮りに行く事が出来ました。
(2023.01.09追加)
こちらは、2019年9月13日に設置された高崎芸術劇場をモチーフにしたマンホール蓋です。JR高崎駅東口から同劇場までの東毛広域幹線道路の歩道に、6種類(チェロ、トロンボーン、バイオリン、ホルン、ピアノ、ギター)の楽器が描かれた6種類の蓋で、下地はいずれも劇場メインカラーの濃い赤茶色です。
遊び心から、楽器の一部分はハート形となっているようです。
製作は、市内にある㈱水島鉄工所さんとの事です。
次は、平成29年10月24日にユネスコ「世界の記憶」に登録された「上野三碑(こうずけさんぴ)」をデザインしたプレート型のマンホール蓋です。
JR高崎駅東口・ロータリーや西口側の駅近くの歩道に設置されています。
(2023.01.09追加)
上野三碑(こうずけさんぴ)とは、現在の高崎市に所在する7世紀から8世紀にかけての古代の石碑3基(多胡碑、山上碑(やまのうえひ)、金井沢碑)の総称で、それぞれ特別史跡に指定されています。
ご興味のある方は、こちらをご覧ください。
https://www.city.takasaki.gunma.jp/info/sanpi/
次は、高崎市のデザインマンホール蓋の代表と言えばこちらです。
「高崎まつり」の一環として行われる「高崎山車まつり」に参加する山車、その背景には「大花火大会」で打上げられる花火がデザインされています。
こちらはカラー蓋のようですが、良く見ると樹脂塗装で着色されたされたカラー蓋と作りが違うようです。
高崎城跡近くの交差点、高崎高松郵便局側の歩道と車道で見つけました。
こちらはノンカラー蓋です。
こちらは枠に模様があります。
こちらは親子蓋です。
高崎城跡近くの交差点からお堀沿いに奥に進み、お堀が90度左に折れる交差点の歩道上で見つけました。
こちらは小型蓋です。
こちらは雨水蓋です。
下部に「あめ」の文字が見えます。
こちらは枠に模様があります。
引き続き、旧群馬郡群馬町のデザインマンホール蓋を引き継いだ蓋です。
旧群馬町にある国指定史跡「保渡田古墳群」から出土された馬の埴輪と町の花「ウメ」と町の木「マツ」がデザインされています。
こちらは小型マンホール蓋です。
なお、旧群馬郡群馬町のマンホール蓋は別途整理します。
こちらは、旧群馬郡箕郷町のデザインマンホール蓋を引き継いだ蓋です。
国指定史跡の城「箕輪城 」の石垣と箕郷梅林に咲く梅の花がデザインされています。
右は小型マンホール蓋です。
なお、旧群馬郡箕郷町のマンホール蓋は別途整理します。
こちらは、旧多野郡吉井町のデザインマンホール蓋を引き継いだ蓋です。
中央に国の特別史跡にも指定され、ユネスコ「世界記憶遺産」に登録された多胡碑を納めている館、左には町の木「ケヤキ」、右には町の花「サザンカ」がデザインされているマンホール蓋です。(2022.09.08追加)
こちらは、旧群馬郡榛名町のデザインマンホール蓋を引き継いだ蓋です。
中央に、町のシンボル榛名湖と榛名山と町の花「ユウスゲ」、その周りを 町の木「スギ」、町の花「ナシ」、町の鳥「セキレイ」がデザインされています。
(2020.08.21追加)
なお、旧群馬郡榛名町のマンホール蓋は別途整理します。
デザインマンホール蓋の最後は、浜川集落排水施設、楽間行力集落排水施設の蓋です。
こちらは、楽間行力集落排水施設の蓋です。
遠景に上毛三山、中央に清流とそこに住む魚、左上は稲穂と水田、右下は麦穂と麦畑がデザインされているようです。
こちらは、浜川集落排水施設の蓋です。
上記同様のデザインのようですが、稲穂と麦穂のデザインが少し違っているようです。
以降は、規格模様と呼ばれるマンホール蓋です。
はじめは、JIS規格模様の蓋です。
中央のマークは、市の紋章ではなく、市の下水マークのようです。
(2023.01.09追加2)
こちらは枠に模様があります。
こちらはコンクリート枠です。
こちらは、スリップ防止模様の蓋です。
こちらは、中央のマークが市の紋章となっています。
次は、小型マンホール蓋や枡蓋です。
こちらは、JIS規格模様の蓋です。
こちらも他自治体でよく見る模様の蓋です。
中央の文字は、「下水」の文字をデフォルメし、下水の文字間に高崎市の「高」の文字を入れ込んだ下水マークのようです。
こちらは、コンクリート製の蓋です。
(2023.01.09追加)
最後は、プラスティック製の蓋です。
こちらは、側溝蓋です。
以上で、その1.公共下水道関係の蓋の整理は終了です。
次回、その2.では、上水道関係の蓋を整理します。