気ままに 外歩き 町歩き 街道歩き

気ままに出かけて 写真に残る植物や風景etcを 備忘録として足跡に残しています。

東京都足立区のマンホール蓋

2023-04-16 16:19:21 | マンホール蓋

※2023.04.16更新 通常版のマンホールカード2種類、電線共同溝の蓋1枚、雨水桝の蓋2枚、蛙をデザインした小型蓋1枚を追加しました。また、東京都東久留米市で見つけた足立区の蓋を参考に掲載しました。
※2021.11.23更新 特別版のマンホールカード2種類と江戸川上水町村組合の消火栓蓋を追加しました。

※2021.07.02更新 新たにボクシング漫画「はじめの一歩」のアニメ蓋3種類、災害用トイレの蓋、他6種類の蓋を追加しました。
※2020.10.10更新 新たに10種類のマンホール蓋他を追加、4種類のマンホール蓋の写真を差し替えました。

足立区の経緯は、昭和7年10月1日に東京市の市域拡張にともない、南足立郡千住町、西新井町、梅島町、江北村、舎人村、淵江村、伊興村、東淵江村、綾瀬村、花畑村の3町7村が合併し足立区が誕生します。その後境界変更などを経て、昭和22年地方自治法の制定により、現在の足立区となりました。

足立区は、東京23区の最北端に位置し、川が多く、荒川(放水路)が足立区を北西から南東へと流れ、区を二つに分断しているほか、四方を川で囲まれ、南に隅田川、西に荒川、新芝川、北に毛長川、そして東に中川、綾瀬川、垳(がけ)川が流れています。
東西は11.10キロメートル、南北は8.79キロメートル、面積は52.25平方キロメートルと23区の中では大田区、世田谷区についで第3位の広さです。

東は中川をはさんで葛飾区、西は隅田川をはさんで北区・荒川区、北は埼玉県川口市・草加市・八潮市、南は葛飾区・墨田区・荒川区に接しています。令和2年7月1日現在で、人口は69.3万人強、世帯数は35.6万世帯強となっています。

区章は、「足立」の足の字を図案化したものです。(昭和33年10月1日制定)

区のシンボルマークは、チャレンジング(挑戦)、ハーモニー(調和)、ヒューマン(人間性)のイメージ目標のもとに平成3年1月1日に制定されました。
都市・自然・人間の調和をADACHIの頭文字のAをモチーフに、水と緑のカラーで未来への飛躍を表現しています。

区の花は「チューリップ」、区の木は「サクラ」です。(以上は、足立区HPより)

足立区内は、区域により汚水と雨水を一つの管で流す合流式と汚水と雨水を別々に流す分流式があるようです。 区部の下水道は、10処理区に分けられ下水処理が行われるようです。足立区の多くは中川処理区に該当するようですが、小菅処理区、小台処理区、砂町処理区に該当する区域もあるようです。

中川処理区は、足立区にある中川水再生センターで処理し、中川に放流しています。また、その一部を砂ろ過してセンター内で機械の洗浄・冷却やトイレ用水などに使用しています。

小菅処理区は、葛飾区にある小菅水再生センターで処理し、荒川及び綾瀬川に放流しています。また、その一部は繊維ろ過してセンター内で機械の洗浄・冷却やトイレ用水などに使用するほか、水処理施設の上部を利用した美しい花の咲き乱れる公園の樹木への散水にも使用しています。

小台処理区は、足立区にあるみやぎ水再生センターで処理し、墨田川に放流しています。また、その一部を砂ろ過してセンター内で機械の洗浄・冷却やトイレ用水などに使用しています。

砂町処理区は、江東区に砂町水再生センターで処理し、東京湾に放流しています。また、その一部を砂ろ過してセンター内の機械の洗浄・冷却やトイレ用水などに使用しています。(以上は、東京都下水道局HPより)

足立区は、2021年11月5日より東京都特別版の第2弾としてマンホールカードの配布を始めました。
 (2021.11.23追加)
カード裏面のデザインの由来は以下の通りです。
足立区出身の漫画家、森川ジョージ氏が描くボクシング漫画「はじめの一歩」のキャラクターをデザインしたマンホール蓋が千住旭町に登場。 図柄には、特にファンからの人気の高い対戦(ベストバウト)場面を採用し、新人王決定戦を戦った主人公、幕之内一歩と「浪速の虎」千堂武士が、日本フェザー級王座を懸けて再戦する画を、作者自ら描き下ろしました。 設置場所の千住地域は、かつては宿場町として栄え、今なお歴史を感じさせる街並みが残ります。 交通利便性の良さに加え、荒川河川敷や商店街、銭湯、飲み横など街歩きにぴったり。 千住を歩いて新たな発見を楽しんで下さい。

こちらは、2023年3月より通常版(ブルーカラー)として配布開始したマンホールカードです。
なお、通常版の配布開始により特別版(ゴールドカラー)の配布は終了、配布場所はこれまで同様にお休み処「千住街の駅」です。
 (2023.04.16追加)

こちらは、2020年11月19日より東京都特別版の第1弾として配布開始したマンホールカードです。
 (2021.11.23追加)
カード裏面のデザインの由来は以下の通りです。
足立区の夏の風物詩「足立の花火」と、安心・安全なまちづくりを目指す「ビューティフル・ウインドウズ運動」のキャラクター「ビュー坊」がデザインされたマンホール蓋です。 毎年、荒川河川敷で開催される足立の花火は、1時間で1万発以上打ち上げ、高密度に凝縮された構成の中にも、音楽やレーザー光線など多彩な演出が加わる大規模な花火大会です。 ビュー坊の名前には「ビューティフル」と「view(見る)」という意味が込められています。 花火をよーく見てみると足立区の木「さくら」が!そんな遊び心も盛り込んだデザインとなりました。 是非見つけてみてください!

こちらは、2023年3月より通常版(ブルーカラー)として配布開始したマンホールカードです。
なお、通常版の配布開始により特別版(ゴールドカラー)の配布は終了、配布場所は「あだち産業センター」に変わりました。
 (2023.04.16追加)

前置きはここまでとし、マンホール蓋の整理に入ります。
東京都23区内の下水処理は、東京都下水道局が管理・運営していますので、以下のようなデザイン蓋で統一されています。
左蓋が一世代前、右蓋(上部に耐荷重記号「T-20」、中央に管理番号欄)が最新のデザインです。
 

はじめは、東京都産業労働局が実施する「アニメ関連観光情報等発信事業」として、区内に設置された蓋です。これらの蓋は、東京都下水道局が管理・運営するマンホール蓋のようですが、足立区内に設置されていますのでこちらで整理します。(以下の解説は足立区HPより)

こちらは、令和3年6月に区内3カ所に設置された蓋です。
足立区出身の漫画家、森川ジョージ氏が描くボクシング漫画「はじめの一歩」に登場するキャラクターをデザインされています。
最初は、北千住駅東口の交番前に設置されています。
主人公、幕之内一歩と「浪速の虎」千堂武士が日本フェザー級王座を懸けて再戦する画を、作者自ら描き下ろしたそうです。
 (2021.07.02追加)
次は、東武スカイツリーライン・梅島駅から近い旧日光街道沿いの歩道(梅島3-4-34付近)に設置されています。
一歩をボクシングの世界へと導いた鷹村守の初の世界挑戦の図柄のようです。過酷な減量を乗り越え遂にWBC世界ジュニアミドル級王者ブライアン・ホークに挑みました。
 (2021.07.02追加)
最後は、西新井駅から近いギャラクシティ前の歩道(栗原1-2-1付近)に設置されています。
一歩の先輩木村が、日本ジュニアライト級王者・間柴に挑戦した図柄を採用。ペットのアロワナがエサを捕る様をヒントに「ドラゴンフィッシュ・ブロー」を開発し間柴を追い詰めました。
 (2021.07.02追加)

次は、令和2年2月に区内7カ所に設置された蓋です。
足立区のイメージキャラクター「ビュー坊」と区内の名所旧跡などがコラボするデザインです。「ビュー坊」の名前の由来には、「ビューティフル」の「ビュー」と、「view」つまり「見ること」という意味が込められおり、足立区が美しく安全なまちであるよう見守っています。

最初は、北千住駅東口交番前に設置されている「足立区の花火」です。
足立区の夏の風物詩「足立の花火」とビューティフル・ウィンドウズ運動のキャラクター「ビュー坊」がデザインされたマンホール蓋です。毎年、荒川河川敷で開催される足立の花火は、1時間で1万発以上打ち上げる高密度かつ大規模な花火大会です。美しい花火を楽しそうに見上げるビュー坊の笑顔に注目です。
 
次は、東武スカイツリーライン・牛田駅のプチテラス前に設置されている「隅田川関屋の里」です。
葛飾北斎の浮世絵、富嶽三十六景「隅田川関屋の里」にビュー坊が!北斎は、足立区千住仲町の氷川神社南の墨提通り沿いにあった高札場(こうさつば)あたりから望む富士を描いたそうです(天保2から4年頃)。江戸時代にタイムスリップしちゃったビュー坊。楽しく暮らしているといいですね。
 
次は、京成本線・千住大橋駅ロータリーに設置されている「足立市場」です。
都内唯一の水産物専門市場で、豊洲に次ぐ取扱量を誇る足立市場。奇数月に一度開催される「あだち市場の日」では、プロ御用達の新鮮な魚介類を買えるとあって、大人気。ビュー坊は何を買うのかな?
 
次は、JR綾瀬駅北口のサンアヤセ商店街に設置されている「東京武道館」です。
柔道、剣道、空手道などの武道種目はもちろん、バレーボールやバドミントンなど、屋内でのスポーツやレクリエーションに幅広く利用できる東京武道館。柔道着に身を包んだビュー坊。犯罪という相手に堂々と立ち向かっていきます!
 
次は、JR綾瀬駅西口近くに設置されている「しょうぶ沼公園」です。
幹線道路から一歩園内に入ると、周囲の喧騒が嘘のような、のどかな雰囲気のしょうぶ沼公園。木立に囲まれた五つの菖蒲田には、江戸系を中心とした約140品種、約8,100株のハナショウブが毎年咲き誇り、訪れる人の目を楽しませてくれます。ビュー坊も木道を歩きながら色とりどりのハナショウブを鑑賞しています。
 
次は、東武スカイツリーライン・五反野駅前に設置されている「五反野親水緑道」です。
五反野駅から五反野コミュニティ公園まで続く五反野親水緑道。水の流れが楽しめる緑豊かな親水緑道を歩けば、きっと穏やかな時間が流れることでしょう。おっと、葉っぱで顔を隠しているのは誰なのか、もうご存知ですよね?
 
最後は、東武スカイツリーライン・西新井駅ロータリーに設置されている「西新井大師」です。
總持寺(そうじじ)は、真言宗豊山派の寺で、西新井大師の通称で広く知られています。弘法大師の月命日の21日は、縁日で賑わう他、初詣の時期にも多くの参拝者が訪れます。だるまをお買い上げのビュー坊。何をお願いするのかな?
 

以下の蓋も、東京都下水道局が管理・運営するマンホール蓋のようですが、足立区内に設置されていますのでこちらで整理します。
最初は、小林一茶の俳句として有名な「やせ蛙まけるな一茶是にあり」の前で相撲をとっている蛙がデザインされています。

こちらは小型の雨水蓋です。
 

こちらは小型の汚水蓋です。
(2020.10.10差し替え) 
こちらの蓋は、上記の蓋と比べ開閉穴の部分に少し違いがあります。
(2023.04.16追加)
こちらの句は、東武スカイツリーライン・竹ノ塚駅近くにある炎天寺で読まれたようです。小林一茶ゆかりの寺、俳句の寺、蛙の寺として有名で、境内ではマンホール蓋にデザインされた光景が見られます。

こちらの蓋は、川で四つ手網を使って魚捕りをする光景など古き時代の町の風景がデザインされています。
こちらは雨水蓋です。
いずれも小型蓋で左蓋は「雨水」、右蓋は「うすい」の表記です。
 (2020.10.10差し替え)

こちらは汚水蓋です。
こちらは小型蓋で「おすい」の表記です。
(2020.10.10追加)
こちらはマンホール蓋で「おすい」の表記です。

足立区は、オーストラリア南西部に位置する西オーストラリア州のベルモント市と友好都市提携を行っているようで、それを記念したデザインのようです。

こちらは、オーストラリアの国鳥的存在「ワライカワセミ」がデザインされています。
こちらは雨水蓋です。
 
こちらは、ノンカラー蓋です。
 

こちらは、西オーストラリア州の象徴「ブラックスワン」がデザインされています。
こちらは汚水蓋です。
 
こちらは、ノンカラー蓋です。
 

こちらの蓋には、足立区と葛飾区の境を流れる「古隅田川」の文字があります。古隅田川は、下流部の一部を除き今は暗渠となり、緑道なども整理されています。
こちらの蓋には、古隅田川を泳ぐたくさんの魚が描かれています。
左蓋は「古隅田川」、右蓋は「ふるすみだがわ」とあります。
 

こちらの蓋には、往時の古隅田川付近の風景が描かれています。
左蓋は「古隅田川」、右蓋は「ふるすみだがわ」とあります。
 

こちらの蓋にも「古隅田川」とありますが、上記同様に用途を確認していません。

しかし、区が管理する道路や公園などでは、区章など区を識別できる固有の蓋が設置されている場合があります。
こちらは、中央に区のシンボルマーク、その周りを区の木「サクラ」がデザインされています。
こちらはノンカラーです。

こちらはカラー蓋です。
(2020.10.10追加)
(2021.07.02追加)

こちらは、JIS規格模様の蓋です。
左は中央が区章となっていますが、右は「足」のデザインが違っています。
 (2020.10.10追加)
こちらは、東京都東久留米市で撮った蓋です。
上記と形状が違っているので参考までに掲載します。
(2023.04.16追加)

こちらは中央がシンボルマークとなっています。
 

こちらは、亀甲模様のφ900の蓋です。
(2020.10.10追加)

こちらは、毘沙門亀甲模様の蓋です。
いずれも中央にコミュニケーションマークが入っています。
左蓋は丸い穴の部分が空いていますが、右蓋は丸い穴の部分が空いていません。
 
こちらは、Φ900の蓋です。
(2020.10.10差し替え) 

(2021.07.02追加)

こちらの模様は、上記と若干異なります。
また、左右の蓋で模様の大きさが違っているようです。
 (2021.07.02追加)

こちらは、インターロッキングタイプの蓋です。
 

こちらは、コンクリート製の蓋です。
 (2020.10.10追加)

こちらは、小型マンホール蓋です。

こちらは、グレーチング(格子)模様の蓋です。
左蓋は中央が区章、右蓋はコミュニケーションマークとなっています。
 

こちらは、側溝の雨水桝の蓋です。
こちらの蓋には区章があります。
 (2023.04.16追加)
 
こちらの蓋にはコミュニケーションマークがあります。
 (2023.04.16追加)
 

公共下水道関係の最後は、昭和7年10月1日に足立区が誕生するまで東京府南足立郡内にあった千住町の蓋です。
中央のマークは、千手町の町章です。
2015年5月に撮りましたが、現在残っているかは未確認です。
 

こちらの蓋も東京府時代の消火栓蓋です。
足立区千住3丁目内で見つけた「江戸川上水町村組合」の消火栓蓋です。
 (2021.11.23追加)
「江戸川上水町村組合」は、大正15年8月に給水開始し、昭和7年に東京市に併合されるまで北豊島郡日暮里町、南千住町、三河島町、尾久町、南葛飾郡寺島町、吾嬬町、亀戸町、大島町、砂町、住田町、小松川町、南足立郡千住町の3郡12町村に給水していたようです。

次は、貯水槽の蓋です。
こちらの蓋は、防火貯水槽の蓋です。

こちらは、一時貯水槽と書かれた区の木「サクラ」と川の流れがデザインされたカラー蓋です。

こちらは、多目的貯水槽と書かれた手押しポンプがデザインされているカラー蓋です。
 (2020.10.10追加)
こちらは、φ900の蓋です。
 (2020.10.10追加)
こちらは、ノンカラー蓋です。
 

こちらは、電線共同溝(CCBOX)の蓋です。
 (2021.07.02追加)
(2023.04.16追加)

こちらの蓋には、「電気」と書かれています。

こちらの蓋は、「電話」と書かれています。
(2020.10.10追加)

こちらの蓋は、どの様な用途の蓋なのでしょうか。
 (2021.07.02追加)

こちらは、ベルモント公園児童遊園に設備されている災害用マンホールトイレとその全景です。
残念ながら、丸蓋の方は足立区を表す文字や記号がありません。
   (2021.07.02追加)

最後は、公共基準点の蓋です。
右蓋は水準基標と書かれています。
 

以上で、東京都足立区のマンホール蓋の整理は終了です。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

東京都台東区のマンホール蓋

2023-04-14 22:47:40 | マンホール蓋

2023.04.14更新 マンホールカード2枚、「花川戸の助六」とその恋人の花魁(おいらん)・揚巻が描かれたデザインマンホール蓋1枚を追加しました。
2022.06.05更新 2022年3月1日に東京藝術大学絵画棟裏門前付近に設置された、2種類の「ブルーピリオド」のキャラクターデザイン蓋を追加しました。
2021.10.06更新 上野公園内に設置された「ポケモン蓋」2枚を追加しました。

台東区の経緯は、昭和22年3月15日に下谷区と浅草区が合併し、「台東区」が誕生、現在に至っています。

台東区は、東京23区部の中心よりやや東側に位置し、面積は、23区で最も狭く10.11平方キロメートルです。南は千代田区と神田川を隔てて中央区に接し、西は文京区、北は荒川区、東は隅田川を境にして姉妹区の墨田区に隣接しています。令和3年6月1日現在で、人口は20.3万人強、世帯数は12.4万世帯強となっています。

区章は、「台」と「東」を重ね合わせたデザインで、中央の白は「台」、まわりの暗紅色は「東」を表しています。(昭和26年4月18日制定)

区の花は「アサガオ」、区の木は「サクラ」です。(以上は、台東区HPより)

台東区の下水処理は、雨水と汚水を一緒に処理する合流方式を採用しています。台東区の下水は荒川区にある三河島水再生センターで処理され隅田川に放流されます。

こちらは、2021年11月5日より東京都特別版の第2弾として配布開始したマンホールカードです。
 
カード裏面のデザインの由来は以下の通りです。
台東区のかっぱ橋と浅草地域を舞台としたテレビアニメ「さらざんまい」のキャラクターをデザインしたマンホール蓋です。 描かれているのは、主人公である矢逆一稀、久慈悠、陣内燕太の3人が、かっぱ橋に封印されていた謎のカッパ型生命体”ケッピ”によって河童に変身させられた姿です。 作品の舞台である通称「かっぱ橋道具街」は浅草と上野に中間にある商店街で、大正の初めに新堀川という江戸時代に作られた川の両側に古道具を商う人たちが店を出したことが発祥とされています。現在は飲食業界のニーズに対応した、様々な業種の店舗が集積する個性的な専門店街として発展しています。

こちらは、2022年11月24日より通常版(ブルーカラー)として配布開始したマンホールカードです。
なお、通常版の配布開始により特別版(ゴールドカラー)の配布は終了、配布場所は浅草文化観光センターから台東区生涯学習センターに変わりました。
 

前置きはここまでとし、マンホール蓋の整理に入ります。
東京都内23区内の下水処理は、東京都下水道局が管理・運営していますので、以下のようなデザイン蓋で統一されています。
左蓋が一世代前平成4年から採用、右蓋(上部に耐荷重記号「T-20」、中央に管理番号欄)が最新のデザインとなります。
 

こちらの蓋は、2023年4月に隅田川右岸沿いの台東区道・愛称「助六夢通り」に設置された、通りの名の由来となった歌舞伎の演目「助六由縁江戸桜(ゆかりのえどざくら)」に登場する「花川戸の助六」と、その恋人の花魁(おいらん)・揚巻が描かれたデザインマンホール蓋です。
区や地元町会などでつくる「隅田公園オープンカフェ協議会」がこちらの蓋を設置したそうです。
 (2023.04.14追加)

こちらの蓋は、2022年3月1日に東京藝術大学絵画棟裏門前付近に設置された、2種類の「ブルーピリオド」のキャラクターデザイン蓋です。
 (2022.06.05追加)
漫画・TVアニメ作品「ブルーピリオド」は、主人公の高校生・矢口八虎が一枚の絵画との出会いをきっかけに美大受験を目指す青春物語を描いた作品で、台東区の東京藝術大学をはじめ、上野恩賜公園や公園内の文化施設が舞台として登場します。
区にゆかりのある本作品を通して、新たな観光スポット創出による誘客促進と区内観光客の回遊性向上を図るために設置しました。(台東区HPより)

こちらは、東京23区で初めての設置となる人気ゲーム「ポケットモンスター」のキャラクターを描いたマンホール蓋「ポケふた」2枚が2021年6月、上野公園内に設置されました。
こちらは、国立科学博物館のシロナガスクジラの像の前に設置されています。
  
こちらは、東京国立博物館の入場ゲート前に設置されています。
 

こちらは、東京都が都内の区市町村と連携し進めている、アニメ・マンガ・ご当地キャラクター等を活用したデザインマンホール蓋を製作・設置する取り組みの一環として製作されたデザインマンホール蓋です。
 
台東区は、かっぱ橋周辺や浅草地域を中心に台東区内の風景が細かく描かれ、放送終了後も聖地として多くのアニメファンの方に親しまれているテレビアニメ「さらざんまい」のキャラクターをデザインしたマンホール蓋を令和3年4月にかっぱ橋道具街通り、かっぱ橋本通りの合羽橋交差点の歩道に設置しました。(台東区HPより)

しかし、区が管理する道路や公園などでは、区章など区を識別できる固有の蓋が設置されている場合があります。
こちらの蓋は、電線共同溝(C.C.BOX)の蓋です。

こちらの蓋には用途記載がありませんが、電線共同溝の蓋と思われます。
    

こちらは、側溝や側溝枡の蓋です。

こちらは、散水栓と書かれている蓋です。

以上で、東京都台東区のマンホール蓋の整理を終了します。

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする