ふたご座流星群は12月中旬に毎年やって来る三大流星群のひとつですが、
今年、もっともたくさん流れるとされるのは12月14日深夜です。
月齢19の月がほぼ一晩中輝いていますが、
透明度の良い冬の空の下、
たくさんの出現に期待しています。
流星群のピークは12月14日深夜でふたご座流星群の放射点は、
空が暗くなる頃には東北東の地平線から昇ってくるため一晩中観察できるようです。
流星群は飛ぶ流星の数が同じと仮定した場合、
放射点の高度が高いほどたくさん見えるようになります。
真夜中の2時頃、ふたご座流星群の放射点は、
ほぼ天頂まで昇るこの時間帯にたくさんの流れ星が見えると期待できます。
2011年のふたご座流星群がもっとも流れるとされる極大時刻は、
12月15日2時と予想されています。
ちょうど放射点が天頂を横切る頃です。
極大予想時刻の前後にも流星は流れますから14日の夜から翌15日の明け方までたくさん見られるチャンスです。
ただし月齢19の月が輝いているのが・・
12月14日の夜は、月齢19の月がかに座に輝いています。
ほぼ一晩中夜空を照らしていますので、流星観察には条件が良くないようです。
暗い流星は、空の明るさに埋もれて見えなくなってしまうからです。
毎年ふたご座流星群のピークには1時間あたり20~30個くらいの流星が見られるのですが、
月明かりの影響で今年は見られる数が少なくなるかもしれません。
冬は空気が乾燥していて空の透明度が高いので、
月明かりに負けない流星の出現に期待しましょう。
流星は放射点の方向から飛んできますが、
いくつもの流星の流れた跡をたどって行くと放射点で交わるのであって、
実際には全天のあちらこちらに流れます。
したがって放射点の方向にこだわる必要はなく、
空が広く見渡せる見晴らしのいい場所で観察することずおすすめです。
しかし、
今年は月がありますので、
なるべく眩しい月から離れた方向を見るようにしたほうが良さそうです。
流星を観察するために長時間夜空を見上げ続けていると首が痛くなります。
グランドシートの上に毛布などを敷いて(寝袋だとgoo)寝転がって見るのが楽です。
ただし、
車の往来がある駐車場ではたいへん危険ですからやめましょうね。
とても寒い時期です。防寒着を着るなどして、(温かい飲み物も忘れずにね)
しっかり寒さ対策をしてふたご座流星観察を楽しんでください。
ふたご座生まれの・・オヤジ