京田辺市に『竹取翁博物館』
日本最古の物語とされ、
京田辺市が舞台との説がある
『竹取り物語』を研究している郷土史家の小泉さん
(京田辺市三山木直田在住)が
来年2月、自宅に隣接する古民家に
私設の「竹取物語博物館」をオープンさせる。
小泉さんは約10年余の研究成果をもとに
「竹取物語現代考」を執筆中で毎月一回の公開講座も開き、
市民の周知を図ると言う。
小泉さんは「古事記」に登場する
迦具夜比売命(かぐやひめのみこと)(垂仁天皇妃)をかぐや姫のモデルと主張する。
父の大筒木垂根王(おおつつきたりねおう)の名が
京田辺市の普賢寺、興戸、三山木などの旧称「大筒木郷(おおつつきごう)」に該当。
現存する最古の写本(鎌倉時代)に、
翁の家が「山もと」近くにあったと記され、
三山木にあった古代の交通・通信施設「山本駅」と一致するとしている。
京田辺市のほか、
向日市、奈良県広陵町、静岡県富士市など
全国10ヶ所に「かぐや姫」ゆかりの伝説が残っているが・・・
「京田辺説」を裏付ける資料や、
継体天皇ゆかりの「筒城宮」に関する文献などを展示する。
京田辺市内の染色家、玉井芳泉さんが描いた、
竹取物語のふすま絵(4枚)や
人形劇団「ぷくぷく」が作製した竹取物語の人形劇セットもあるという。
土日、祝日のみの開館でです。
ちなみに大人500円、高校生以下300円だそうです。
問い合わせは、小泉さん(0774-62-2522)です。
興味のある人は電話してみては・・・如何ですか?
遠い昔に思いを馳せるのも一考かと・・・