住宅市場においてこの一年を振り返ってみると・・・
2011年の住まいのトレンドは・・キーワードは 「つながり」
振り返ってみると2011年はこんなことがありました。
3月11日には東日本大震災があり
宮城県沖を震源に、国内観測史上最大のマグニチュード9.0の地震が発生。
津波や原発事故など未曾有の大震災になりました。
住宅関連の事項としては
3月には住生活基本計画を変更
公示地価発表され地価は底打ちになったとの発表
1月1日時点の公示価格だけでなく、
7月1日時点の基準地価も前年に比べ下落幅が大幅に縮小。
都市部を中心に地価の下げ止まり傾向が顕著になりました。
原発事故による電力不足で セツデン・節電の猛暑の夏でした。
地デシ化・地上デジタル放送に移行で家電店が過去最高の売り上げとか・
住宅エコポイントが終了。
2010年に始まった住宅エコポイントの人気が高まり
当初の予算枠を使い切ったため
当初より5ヶ月短縮して7月末の着工分まで出打ち切りになりました。
住宅ローンは依然として低金利が続き長持ち住宅の建築が加速しました。
国の基準で認定される 長期優良住宅は、
建物が長持ちし、
住宅ローン控除等税制優遇やローン金利の引き下げなどの特典もあり。
東日本震災後も増加が続き、
安心な住まいとして定着してきました。
秋には官直人総理が辞めるやめないの末退陣し、野田佳彦首相の新内閣が発足。
東日本大震災からの復旧復興や
欧州危機による円高への対応、
またTTP(環太平洋パートナーシップ)参加問題など山積みの難題に取り組むことに・
基準地価が2年連続で下落幅が縮小しました。
フラット35S金利引き下げ幅拡大が終了。
耐震性や省エネなど一定基準を満たす住宅に対して
フラット35Sの金利引き下げ幅を当初10年間1%に拡大拡大する措置が、
当初予定より3ヶ月早く9月末で締め切りになりました。
住宅エコポイント復活!!フラット35S金利引き下げ再開
などなど、住宅市場は大震災にも拘らず・・
一時の落ち込みを除いては、
順調に推移していくものと思われます。
2012年の来年も期待大です。
次回よりもう少し掘り下げ
2011年の動きから憶測される来年のトレンドを・・
お楽しみに・・・・