千年の古都のタイムトンネル
京都の歴史 その壱百弐
京都御所復元の裏には 老中松平定信
(時代劇にもよく出てきますねぇ~)の功績があります。
内裏の研究者、裏松固禅 を登用し平安京当時の形を復元させた?
室町時代から江戸時代にかけての内裏は、
当時の 寝殿 を 紫寝殿に、
向かい合っている屋を 清涼殿 に見立てたもので、
本来の形式はほとんどの部分で解からなくなっていたようです。
ところが江戸時代天明8年 ( 1788 ) の天明の大火災で 内裏 が焼き尽くされ、
かねてから内裏を昔のように復興したいと考えていたようで
江戸幕府 老中の 松平定信 が再建の総奉行に命じられると、
裏松固禅 を登用することにした。
彼は平安京、大内裏、内裏の研究に没頭していた。
こうして完成したのが『 大内裏図考証 』でした。
松平定信 はその研究結果をもとに内裏を
平安京当時の姿に復元しようとしたのでした。
こうして寛政元年 ( 1789 ) に工事に着手、
翌年には完成を見ている。
ところがその後内裏よりの失火で内裏は またもや全焼してしまう。
翌安政二年、老中阿部正弘 を総奉行として、
先の再建と同じ形式と規模で再建されました。
これが現在の 京都御所のほぼ原形 なのです。
私たちが 京都御所 を見学する時に忘れてはならないのは、
これらの建物があくまで復元建築である、
ということです。
ふだん、
京都御所 の見学には予め宮内庁京都事務所の許可を得る事が必要ですが、
毎年春と秋の二回、
一般参観が行なわれるので、
期間中は許可なく気楽に見学が出来ますよ。
手入の行き届いた建物や庭を眺めながら・・
旧い昔のいにしえ人の麻呂様の気分に浸って
一度見ておくのもオススメです。
眼と耳と心にビタミンが充実した感じで・
とても贅沢な気分になりますよ。
今回はここまで・・
続きは次回に・・
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