セリーグは中日が優勝し、
最終戦(ナゴヤドーム)もヤクルトに4-1で快勝。
一時は10ゲーム差も離されていたが、
落合監督談話に納得させられた。
(個人的には落合監督のあの「したり顔」が好きになれないが・・)
「去年も今年も逆転で優勝したが、これはキャンプの成果だと思う」と
はっきりいって量と質ともに半端なかったようだ。
6勤や、時には8勤…。
「シーズン中は1週間に6日は試合がある。
キャンプだからといってなぜ、
どの球団も3勤1休や4勤1休なの。おかしいだろ?
首脳陣の満足のためか?
どうしたら選手たちが金を稼げるプロにするかだろ…」
が落合監督の持論。
だからメニューは選手個々に合わせ、
長所伸ばしや欠点矯正など多種多様だったよう。
たとえば打撃デーには朝から晩まで打って打って打ちまくる。
ある日、
ある選手は守備練習で数時間ひたすら守っていた。
ノックする方もかなりの重労働だが
「うまくなるには反復しかない。成績の“差”は、
やったか・やらないか・の“差”だな」とも。
ふと、思い出した。
ソフトバンク・ホークスの王貞治球団会長は現役時代、
平気で2時間以上打ち続けていたそうで。
「疲れたときに体の無駄な力が抜けて理想のフォームが作れるんだ。
これは練習でしか身に付かない。見せかけはすぐ崩れる。
ま、やったと、やらないのでは“差”は歴然だね」と落合理論を裏付ける。
ところで…。
8年間で4度優勝した落合流が、契約切れとはいえ“解雇”される。
優秀な現場監督であることは誰もが認めるが、
監督にはグラウンド以外にも任務があるはず。
巨人、ダイエー、ソフトバンクで監督を務めた王会長が以前、このように話していた。
「勝敗の全責任を負うことが一番だけど、
われわれはファンがいてこそ野球ができていることを忘れちゃいけない。
直接のファンサービスやメディアを通じて
ファンへメッセージを送ることも監督の大きな仕事です」と王さんは
落合監督のオレ流はソコを欠いていた-と、
名古屋方面のファンから聞こえてきそうだが…。
それにしても…。
“練習はウソをつかない”という基本的なことを忘れてはいけませんねぇ・
という事は、
・・・・・・・
阪神タイガースは練習をサボっていたナンバースリーかよっ・真弓さん。