「ボカロは現代の人形浄瑠璃だ」
今年の5月に亡くなられた音楽家の冨田勲さんが、このように言っていたという。
そういう発想がスゴイよなぁ…と思います。ふつう、ある程度年配の方になると、ボカロ?何それ?ってなるところ。やっぱり一流の音楽家ともなると、私のような凡人とは違うんだな。
「ボカロも人形浄瑠璃も、魂を吹き込むのは、人間である」
何となく気恥ずかしくて、隠れてコソコソとボカロで曲を作って密かに遊んでいる、小心者の私にはとてもこういう発想、というか音楽に対する信念みたいなもの…は出てこないのだ。
巨匠の言葉に励まされて、私もちょっとは堂々としてみようかな…なんて思ったりしたのでした。
そんなわけで、夏季休暇。時間があるうちに、私もMEIKOに魂を吹き込んでみよう。ちゃんと息をしてくれるかな?