日日の幻燈

歴史・音楽・過ぎゆく日常のこと

【music】「Night Train From Saint Petersburg to Moscow」 by Abney Park

2016-08-14 | jukebox


アメリカのスチームパンクバンド、Abney Parkの最新作。もうすぐ発売されるDVD(ライブ?)から。
何度か触れているように、女性ボーカルのJody Ellenが抜けてから、華がなくなったのが痛いなぁ…と思うのです。
この曲も彼らの今までの雰囲気通り、哀愁があって好きなのですが…。それと、映像がなんだかとても手作り感いっぱいなのですが、こういう狙いなのか、動画サイトでの宣伝用にわざとそうしてあるのかも、また疑問…。きっと日本では入手困難。


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【note】八王子まつり2016(3)-祭りのあと-

2016-08-08 | 新参者の八王子探検



八王子まつりが終わって一夜たちました。
今日は名古屋で9時30分から会議だったので、朝5時半に家を出ました。朝早いということもありますが、昨日までの喧騒が嘘のような静まり具合。まさに「祭りのあと」の一抹の寂しさみたいなものを感じました。

でも、天気に恵まれて(猛暑でしたけど)、いいお祭りだったと思います。とくに自分にとっては初めての八王子まつりだったので、すべてが新鮮で感動しました。



初日は出張だったので、残念ながらどんな様子だったかはわかりませんが、2日目(土曜日)は、甲州街道沿いに屋台が立ち並び、どちらかというと地元以外の観客がターゲットなのかな?といった感じを受けました。



民踊流しでのギネス世界記録更新は、もっと大きなニュースになるかな…と思いましたが、翌日の読売新聞の東京面、載ってはいたもののそれほどでもなかったです。ま、オリンピックと重なってしまったから仕方ないのでしょうね(と、ひとりで納得しています…)。



2日目に対して、屋台が駐車場などに場所を移した(屋台数もだいぶ減っていました)3日目は、逆に地元の人たちをメインにしたのでしょうか。山車や神輿など、地元の町内会や神社の氏子たちが主役みたいな感じ。
2日目と3日目で、上手に棲み分けるようにしたのかな?



八幡八雲神社の神輿には、神主や巫女、氏子の先導があり、格式と歴史を感じさせるものでした。



祭りに欠かせないお囃子も保存会があるようで、各所でトントン、ヒャララ~、ピーヒャララ~と、祭りを盛り上げていました。



屋台での買い物も祭りの楽しみのひとつですが、地元のお店も頑張っていました。八王子まつり限定のフードやドリンクを提供していたり。
甲州街道沿いのコーヒー屋さん(カザーナ・コーヒー)の八王子まつり限定のメニュー、カップの中にコーヒーゼリーとミルクアイス。あまりの美味しさに、2度も買いに行ってしまいました。



八王子まつり公認グッズもいろいろと販売されていました。
私が買ったのは、すべての山車の屋号が入った手ぬぐい。そして山車巡行に参加している町会名が焼印された木のストラップ。



他にも八王子まつり限定ワンカップ酒なんかも売っていました。
市外から観に来た人たちは、あまり興味がないのかもしれませんが、八王子市民になって初めての祭りの私には、気になるものも多かったのでした。


今年は、初めてだったので、とりあえず祭りの雰囲気を楽しんだといった感じでした。
来年は今年の経験(?)を踏まえて、もう少し違った面で祭りを楽しみたいと思いました。


最後に、下地区の山車コレクションを。下地区の山車は全部で9台。
そうだ…来年は上地区、それと市街のところどころに出現ているそれ以外の山車(これはどういう扱いなのでしょうか?)も含めて、コンプリートするぞ!と、このブログを書いていて、早くも野望を抱く私なのでした。

【八日町一・二丁目】


【上八日町】


【横山町三丁目】


【元横山町】


【本町】


【中町】


【三崎町】


【南町】


【南新町】



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【note】八王子まつり2016(2)-昼は神輿で夜は山車-

2016-08-07 | 新参者の八王子探検



八王子まつり、最終日です。
今日も太陽が燦々と(いや、ギラギラと…でした)照りつける中でのお祭りです。



昨日と同じく、昼の12時ころから居囃子が祭りの開始を告げます。
まずは、甲州街道での山車の巡行。昨日はあまり近くからは見られなかったので、じっくりと観察(?)してきました。



やっぱり自分の住む町内の山車が気になってしまいます。
他の山車も廻ったのですが、思い入れという意味ではどうしてもね…。



道のあちこちに山車が止まっていて、近づいて見ることができました。山車の上で狐や猿、ひょっとこが踊り、獅子舞が吠える。パフォーマンスにも熱が入ります。暑い中、たいへんだったことでしょう。



獅子に頭をカプリとされる子供たち。泣いちゃった子もいました。



それでも、今日の昼の主役は山車ではなくて神輿。
八幡八雲神社の神輿をはじめ、多くの神輿が甲州街道を練り歩きました。



こちらは浅間神社の神輿。
それぞれの神輿に、担ぎ手や掛け声にそれぞれの雰囲気があって、見ていて飽きません。



夕方5時、下地区(八王子まつりは便宜上、上地区と下地区に分けて行われています)の神輿の連合渡御。
8基の神輿が集結し、次々に繰り出していきます。



そして夜。主役は神輿から山車へ移ります。
祭りも最後の最後。ラストスパートといった感じで、山車を引く人たちも最後の力を振り絞っている、そんな感じでした。



私は昨日と同じく、ビール片手にベランダから見物です。
目の前で山車が重なり合い、すれ違うのは何度見ても迫力満点です。



夜8時半。
下地区の山車が一斉に整列し、祭りの最後を締めくくります。下地区の山車が全部集まると9台とのこと。
きらびやかな灯りをともした山車の勢揃いには、熱気の中にも、一種、幻想的な雰囲気が漂っていました。


これにて、今年の八王子まつりも終了です。
暑かったとはいえ、雨にも降られずに、素晴らしいお祭りでした。
今年は、引っ越して初めて見る八王子まつりだったため、大雑把に楽しんだ感じでした。
来年は、山車をすべてめぐるなど、もう少し深堀して(?)楽しめたらなぁ…なんて思いました。

そんなわけで、皆さん、お疲れ様でした!


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【note】八王子まつり2016(1)-民踊流しでギネス認定!-

2016-08-06 | 新参者の八王子探検



八王子市の最大イベント、「八王子まつり」、始まりました。
去年はちょうど引越し直前で、部屋の掃除に来た時がお祭りの日でした。掃除をしながら、来年はゆっくりと堪能してやる!と誓ってから1年。
いよいよその時が来ました(本当に心待ちにしていたのです!)

ところが。

初日の金曜日は、なんと金沢へ出張…(何でこんな日に!!)、帰ってきたらすでに祭りは終了していたのでした。
なので気合を入れてあと2日、引越してきて初めての八王子まつり、楽しむぞ!




お昼から居囃子が響き始め、祭りの雰囲気を徐々に高めていきます。
そして、まずは勇壮な和太鼓からスタート。
ベランダからゆっくりと見物させてもらいました。太鼓の音って、けっこうお腹にズンズンくるものですね。



今年の八王子まつりのビックイベント、民踊流しでギネスに挑戦!
見事、「世界最大の盆踊り」としてギネスに認定されました。



3000人を超える人数(訂正です、公式には2130人でした)で踊る民踊流し。
整然としていて、さすがにギネスに認定されるだけのことはあるかと。参加の男女比は3:7くらいでしょうか。こういう民踊流しとか盆踊りって、どちらかというと年配の方が踊っているというイメージだったのですが、若い人が多いのにもちょっと驚きです。
何はともあれ、世界記録認定、おめでとうございます!





そして、何と言ってもメインイベントは山車巡行。
我が町内の山車も出番に備え、準備OK。近くで見ると迫力あってカッコイイ。



山車巡行は夕方6時スタート。甲州街道を19台の山車が進みます。
こちらも、屋台で焼きそばやらお好み焼きやらを仕入れて、ビール片手にベランダでスタンバイ完了です!



我が町内の山車の屋根上には雄略天皇像。山車を引く人たちの法被の背中にも「雄略」と記されています。
この山車人形の雄略天皇、信号機などに当たりそうになると、スルスル…と山車の中に格納されます。



山車巡行は、起源をたどると江戸時代後期までさかのぼるそうです。当初は八幡八雲神社、多賀神社の祭礼として始まったものが、昭和になってから八王子まつりのメインイベントとして再スタートとなったとのこと。



日が暮れると、灯りをともした山車がより一層引き立ちます。
私もビールでほろ酔い気分。でも、ちょっと屋台で買いすぎたかな?お腹がパンパンに…。



山車巡行は21時ころまで続きました。
甲州街道は見物人でごった返して、祭りの賑わいは最高潮に。
このお祭りをベランダというアリーナ席から堪能できることに、ちょっぴり(…というか、かなり)感動した私でした。

さあ、日曜日も張り切って祭り見物するぞ!


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