暑さ大歓迎のアメリカディゴも、あまりの猛暑にはタジタジだったのでしょうか。ちょっとひと休みしているかに見えた、名古屋市農業センターのアメリカディゴが、息を吹き返したように花数が増えています。
南アメリカの原産で、アルゼンチンやウルグアイの国花でもあるようです。
日本へは江戸時代末期に渡来し、夏の公園などを彩っています。
農業センターには、温室の周りに4本。初夏になると、前年の花後に枝を切り落として彫刻作品のようになった切株から、勢いよく枝葉が伸び、真っ赤な花を咲かせます。
それが連日の猛暑の最中にセンターへ出かけると、勢いが止まった感じでした。しかし、前線の停滞で日差しが弱まり、気温が下がると、復活したように新しい花が咲き始めました。秋口までは咲きそうです。