風の遊子(ゆうし)の楽がきノート

旅人を意味する遊子(ゆうし)のように、気ままに歩き、自己満足の域を出ない水彩画を描いたり、ちょっといい話を綴れたら・・・

楽書き雑記「宿根草園の花」

2023-11-12 07:17:49 | 催し

散歩道の花の数もめっきり減ったので、リニューアル中ながら一部開園された農業センターの宿根草園を覗いてきました。
「多年草が中心のあそこなら、何かは咲いているはず」というわけで、数は少ないながらも幾つか目に出来ました。

まず、皇帝ダリア。ここの皇帝ダリアは草丈が低い品種ですが、ちょうど満開。セージや小菊、ミズヒキなども咲き、紅葉が進む木々の中ではカリンの実が大きくなっていました。

これはカリンです

 


楽書き雑記「古木・大木の林に咲くヒガンバナ」

2023-09-23 06:35:35 | 催し

名古屋・庄内緑地公園に咲くヒガンバナ(彼岸花、別名・曼殊沙華)を見てきました。河川の堤防や田園地帯で何万、何十万ものヒガンバナが咲く風景も素晴らしいですが、この公園の中の光景は全く違う魅力があります

二抱え以上もの大木や古木を囲むように咲くヒガンバナ。強い日差しもこれらの木々が遮り、ホッと一息ついての鑑賞です。

 

 


楽描き水彩画「会話するタカアシガニとコブダイ」

2023-09-14 06:49:11 | 催し

何やら会話しているようなタカアシガニとコブダイ。先に水彩画教室から、名古屋港水族館へ出かけたスケッチ取材後に描いた作品の1枚です。

といっても、水族館の水槽でにこんな風景を実際に目にしたわけではありません。むしろ、コブダイは強い顎と歯でカキやカニをかみ砕いて食べるそうなので、ありえない光景です。でも、そこは絵の世界。ちょっと遊んでみました。
画題も「睨み合い」などではなく「こんにちは」に。10号です。

 

 


楽書き雑記「パラグアイオニバスとスイレンが迎えてくれました」

2023-08-17 06:47:49 | 催し

名古屋の久屋大通庭園「フラリエ」を訪ねると、今年も色とりどりのイレンと、直径1~1.5㍍ほどのたらいのようなパラグアイオニバスが迎えてくれました。

パラグアイオニバスは、アルゼンチンやパラグアイが原産のスイレン科オオオニバス属。20㌔くらいの重さなら乗っかっても沈まないのは、葉柄にレンコンのような穴があり、そこに空気を留めることができるからだそうです。
葉の脇には、開花を間近にした大きな蕾が膨らんでいます。

 

 


楽書き雑記「半日陰の庭を照らすタカサゴユリ」

2023-08-12 06:37:00 | 催し

自宅庭のタカサゴユリが今年も開花を始め、半日陰の庭を明るくしてくれています。以前から毎年2~4本が伸び今年は3本ですが、蕾に虫が入ることもなく育ちました。

原産地は台湾。大正期に渡来したそうです。細長い葉に、純白のスリムな花。花言葉は「無垢」「飾らぬ美」など。

太平洋沖から台風7号が接近しています。このユリは切り花にして部屋を飾ってもらいましょう。

 

 


楽書き雑記・この時期この花壇「踊り子花壇など」

2023-08-03 06:48:06 | 催し

園内に幾つもの花壇がある名古屋・鶴舞公園で、中央部にある踊り子花壇は今が一番美しい時期かもしれません。
踊り子像を囲むように、寄せ植えされた夏から秋にかけての草花が次々に開花。バラも鮮やかな彩を添えています。

噴水搭周りの花壇でも、名古屋の高年大学(鯱城学園)OBの園芸緑友会が栽培しているマリーゴールドなどが咲き誇っています。

 

 

 


楽書き雑記「庭のユリ」

2023-06-14 06:52:01 | 催し

我が家の庭で咲き誇るユリです。
今年は豪雨や強い風の被害がなく、虫食いの被害も少なかったので例年以上の出来です。

ひとかかえほどの狭い所に、1~4個の蕾を持った花茎が11本も伸び、蕾の数は26個。せめぎ合うように開いています。数年前に多すぎると思って一部を取り除いたのですが、再びそれをするか、思案を迫られそうです。

 

 


楽描き水彩画「第8回彩游会水彩画展」

2023-05-16 16:47:29 | 催し

名古屋市民ギャラリー栄で開かれている「第8回彩游会水彩画展」を見てきました。メンバーの一人で、個展も開いている大坪信之さんらの教室展。目と足が引寄せられる作品が並んでいます。展覧会は21日まで。

11人が3~4点ずつ出品。冒頭に掲げた大坪さんの絵をはじめ、雪景色や河畔、並木の風景など、「こんな風に描けたらいいなあ」と羨望の眼差しで拝見する作品に次々出合いました。

 

 


楽書き雑記「マンサクが満咲く」

2023-02-19 07:29:35 | 催し

 

遠くからでも目を引く黄金色の花「マンサク」。マンサクは春になると真っ先に咲くからとか、花が満開に咲くと農作物も満作になるからとか言われていますが、名古屋・庄内緑地公園へ出かけると、梅園の周りにある6株のマンザクは見事な「満咲く」状態でした。

葉より先に咲き、花びらは長さ2㌢ほどのリボン状の線。芳香を放っています。
花言葉は「ひらめき」「神秘」「幸福の再来」。こちらもいいですね。

 

 

 


楽書き雑記「小福桜や侘助、白山木」

2023-01-14 07:00:00 | 催し

わら帽子の冬牡丹が並ぶ名古屋・徳川園には、数は少ないものの春を告げる草木の花も咲いています。

赤や白のサザンカの傍には、赤い実をつけたハクサンボク。小さな花が風に揺れる小福桜や小型ツバキの侘助、池の水辺には黄色の花をこんもりと纏ったイソギク(磯菊)も。
木花ではありませんが、竹のアートにも目をひかれました。

イソギク

 

 

小福桜

 

サザンカ

 

白山木

 

竹のアートも

 


楽描き水彩画「グループ展 第14回風の游子展のお知らせ」

2022-10-28 06:51:30 | 催し

第14回風の游子展を、11月15日(火)から20日(日)まで、名古屋市民ギャラリー栄で開きます。朝日カルチャーセンター(名古屋)の「風景水彩画入門講座」で学ぶ受講生のうち有志6人によるグループ展です。

教室で描いた作品をはじめ、公募展などに出品した作品など、10号を中心に8号から80号まで約50点を展示します。
この3年間、開催日の大幅変更など振り回されてきたコロナも、やっと落ち着きました。ご高覧をお待ちします。

 

 


楽書き雑記「名古屋市農業センターのヒガンバナも見ごろに」

2022-09-26 06:41:31 | 催し

名古屋市農業センターでも、ヒガンバナが花数を増やしています。台風15号の大雨の被害もなく見ごろになりました。

一面に数百万本といったようなヒガンバナの名所とは比較になりませんが、梅林の中や散策路沿いに咲く数十本単位のヒガンバナと出会うのもいいものです。
赤、白、黄の3種。真っ先に開いた赤はほぼ満開、後を追うように白と黄が続きます。

 

 


楽書き雑記「ナノハナの春です」

2022-02-15 07:46:48 | 催し

僕は、この花を見てこそ「本当の春が来たな」と感じます。
ナノハナ(菜の花)。名古屋市農業センターへ出かけると、さほど広くはありませんが栽培園の一角に黄色い花園ができていました。

アブラナ科アブラナ属の代表格。名前の通り、食用の菜種油を絞るため江戸時代から栽培されてきました。大きな畑一杯に黄色いじゅうたんが敷き詰められた風景は、少年時代の思い出のひとつです。



 

 


楽書き雑記「陣取り合戦を展開するセイタカアワダチソウ」

2021-10-13 06:41:57 | 催し

 

散歩道のあちこちで、セイタカアワダチソウが黄金の世界を広げています。

ほくべい原産で精力旺盛。かつて花粉症との関連も疑われて駆除活動が展開され、ススキなどにとって代られていましたが、次第に復活してきました。散歩道の宅地造成地や竹藪沿いでは、今年もススキやクズなどとの一進一退の陣取合戦を繰り広げています。


蔓性植物には敵わないようです

 


楽書き雑記「八事五寸人参の採種用の花です」

2021-05-22 07:00:00 | 催し

名古屋市天白区にある市農業センターの畑で、地元特産の「八事五寸人参(やごとごすんにんじん)」の種取り用の株が白い花園を作っています。

八事五寸人参は、名古屋の八事地域で1919年に開発されたという品種。五寸の名前の通り、さほど大きくありませんが、甘くて風味があり、煮崩れもしないとして人参の優良系統種とされており、農業センターでも採種と普及に努めています。
人参は小柄でも、採取用に伸びた草丈は2㍍近いのも。白い花の塊を載せた姿は見事です。