大きな樹木の根元が、平らな板状になっている板根(ばんこん)。今回の絵は先日、水彩画を掲載した高知・牧野植物園の遍路道(へんろみち)で見かけた板根です。
形状が面白くて、以前にも愛知・岐阜両県境の旧中央線の廃線跡地で出会ったエノキの板根を描いたことがあり、今回は小粒の椎の実がなるツブラジイのものです。形はよく似ていますが、こちらの木肌には青い苔なども見られます。
巨体を支える一方で、通気性を良くするためのようです。でも、板状の下部はどうなっているのでしょう。
植物園らしく、遍路道の道端に写真のような説明板が掲げてありました。
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