この人生、なかなか大変だぁ

日々の人生雑感をつれづれに綴り、時に、人生を哲学していきます。

食用コウロギの会社が倒産した!?

2024-02-14 14:07:30 | SDGsかな?
食用コオロギの会社が倒産したという。
コオロギパウダー配合の食品は、茅野市や岡谷市のふるさと納税の返礼品にも採用され、NHKや民放のテレビ番組でも取り上げられていたようである。
世界の食糧危機に向けた意義のある取り組みだと思ったが、その後販売不振に悩んだようだ。

「昆虫食は、2013年に国連の食糧農業機関(FAO)が『世界の食糧危機の解決に、栄養価が高い昆虫類を推奨する』との報告書を発表したことをきっかけに、まず欧米で関心が高まった。日本では2018年に国内初のコオロギパンが発売され、2020年に無印良品のコオロギせんべいが『爆売れした』」(ABEMAtimes)
そんなブームの最中である2021年にクリケットファーム(長野県茅野市)は設立されたが、わずか3年で破産手続きを始めたという。親会社を含めた3社での負債総額は2億4290万円にのぼるらしい。

人間が口にするのに抵抗があるのなら、牛や豚の飼料として活用もできるはずだ。
「コオロギパウダーを食べてみたい」(23.3.3「意見がありますけど」)のブログでも書いたが、「牛や豚肉1kgに対して8kgの飼料が必要なところ、興梠パウダーの飼料なら2kgでいい」という。コスト計算がどうなっているのか詳しいことはわからないが、輸入飼料の好投で生産者が困っているという話を聞く。
また、中央アジアで時折起こるバッタの大発生を考えるとこの技術は今後世界中で必要になると思う。

パウダーなら姿かたちがあるわけじゃないから、ハンバーグにしたり、ふりかけにしたり、活用の仕方はいろいろあると思うんだけどなぁ。本当に残念でならない。

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