新型コロナウイルスが爆発的に世界中に広がっているさなか、北朝鮮だけが公的に感染者ゼロを謳っている。世界中の誰も信じていないが。
3月8日のアジアプレス・インターナショナルの報道で、「北朝鮮が、国際赤十字に新型コロナ肺炎の防疫用物資の支援を要請していたことがわかった。だが、北朝鮮が採っている国境遮断措置のため、搬入が大幅に遅れている模様だ。米国の『自由アジア放送』(RFA)が6日伝えた。また、さる3月5日に中国からの防疫用物資が平安北道新義州(シニジュ)市に緊急に送られたとRFAは報じている。
RFAは新義州市で貿易物品倉庫管理をしている消息筋の話しとして、『防疫服、消毒薬、マスクなどが5日にトラック2台で搬入されたが、公開的に防疫用物資が入ったきたのは初めて。それらはすぐに北朝鮮側のトラックに積み替えられて国道に入っていった。平壌に向かったはずだ』と伝えた。
一方、国際赤十字などからの緊急支援は遅れているようだ。RFAは6日の別の記事で、国際赤十字社のアジア太平洋支部のカロライン・ハガ代弁人にインタビューしている。
その中でハガ代弁人は、『北朝鮮の保健省と赤十字会の要請でコロナ肺炎関連の医療装備を迅速に送ろうとしているが、世界的な需要急増による品不足で困難がある。また北朝鮮の航空機運行と物品搬入に対する制約も遅延の原因だ』と説明した。
NGO「国境なき医師団」は、RFAの質問に対して「準備しているところだ」と答えた。RFAは国連機関の世界保健機構(WHO)からは回答がなかったとしている。」
間違いなく市中に感染が広がっている。
さらに3月22日の報道では、
「『街中から軍人、兵士の姿がほとんど消えてしまいました』
3月中旬、北朝鮮北部の両江道(リャンガンド)に住む取材協力者に、新型コロナ肺炎に関連して、軍兵士の動向について調査を依頼したところ、真っ先にこのような答えが返ってきた。
朝鮮人民軍の兵員数は人口の5%弱、100万人にも及ぶ。兵士の姿は、全国どこの都市でもありふれて見られる。部隊の移動や休憩はもちろん、兵営から外出した兵士や将校が、市場で買い物や食事をする姿も日常的なものだ。
それが消えてしまったというのだ。なぜだろうか。協力者は次のように説明する。
『コロナウイルスが軍隊内に広がることを防ぐため、近隣の〇〇地区の司令部では、将兵に一切の外出を禁止しています。警務兵(憲兵のこと)がオートバイに乗って、街中や国境警備隊と軍の部隊周辺を頻繁に巡回して、兵士の行動を監視しています。市中では軍人の顔を見ることもないですね』
朝鮮人民軍は例年12月1日から3月末まで冬季訓練に入る。この期間、兵士も将校も統制されて外出禁止になるのだが、それでも部隊の移動や買い物などの用事で外に出てくる。現在、その姿がまったく見えないという。」
また、「コロナウイルスの影響で30日間も軍の活動が止まっていたと、在韓米軍のエイブラムス司令官が3月13日に指摘していた。」
と、伝えている。
4月1日の新学期が延期になっており、また、4月15日前後に、高級中学校(高校)を卒業した男子が真新しい軍服に身を包んで、配置される部隊に向けて出発する行事が毎年あるが、これも延期になったという。
取材協力者は軍に新型コロナウイルスが広がるのを防ぐためではないかと言っているが、本当はすでに朝鮮人民軍に蔓延していて、誰が感染者で誰が陰性かを調べる手立てがなく、さらに拡大するのを防ぐために全員を隔離しているのではないだろうか。
北朝鮮は3月21日にミサイル2発、さらに29日に2発発射している。こんな時期に何を考えているんだと思われているが、じつは軍隊が機能しなくなっていることで、韓国や日本から襲われるのではないかという恐怖にかられ、乱発しているのではないだろうか。
軍は機能しているぞ!と見せかけるために。
3月8日のアジアプレス・インターナショナルの報道で、「北朝鮮が、国際赤十字に新型コロナ肺炎の防疫用物資の支援を要請していたことがわかった。だが、北朝鮮が採っている国境遮断措置のため、搬入が大幅に遅れている模様だ。米国の『自由アジア放送』(RFA)が6日伝えた。また、さる3月5日に中国からの防疫用物資が平安北道新義州(シニジュ)市に緊急に送られたとRFAは報じている。
RFAは新義州市で貿易物品倉庫管理をしている消息筋の話しとして、『防疫服、消毒薬、マスクなどが5日にトラック2台で搬入されたが、公開的に防疫用物資が入ったきたのは初めて。それらはすぐに北朝鮮側のトラックに積み替えられて国道に入っていった。平壌に向かったはずだ』と伝えた。
一方、国際赤十字などからの緊急支援は遅れているようだ。RFAは6日の別の記事で、国際赤十字社のアジア太平洋支部のカロライン・ハガ代弁人にインタビューしている。
その中でハガ代弁人は、『北朝鮮の保健省と赤十字会の要請でコロナ肺炎関連の医療装備を迅速に送ろうとしているが、世界的な需要急増による品不足で困難がある。また北朝鮮の航空機運行と物品搬入に対する制約も遅延の原因だ』と説明した。
NGO「国境なき医師団」は、RFAの質問に対して「準備しているところだ」と答えた。RFAは国連機関の世界保健機構(WHO)からは回答がなかったとしている。」
間違いなく市中に感染が広がっている。
さらに3月22日の報道では、
「『街中から軍人、兵士の姿がほとんど消えてしまいました』
3月中旬、北朝鮮北部の両江道(リャンガンド)に住む取材協力者に、新型コロナ肺炎に関連して、軍兵士の動向について調査を依頼したところ、真っ先にこのような答えが返ってきた。
朝鮮人民軍の兵員数は人口の5%弱、100万人にも及ぶ。兵士の姿は、全国どこの都市でもありふれて見られる。部隊の移動や休憩はもちろん、兵営から外出した兵士や将校が、市場で買い物や食事をする姿も日常的なものだ。
それが消えてしまったというのだ。なぜだろうか。協力者は次のように説明する。
『コロナウイルスが軍隊内に広がることを防ぐため、近隣の〇〇地区の司令部では、将兵に一切の外出を禁止しています。警務兵(憲兵のこと)がオートバイに乗って、街中や国境警備隊と軍の部隊周辺を頻繁に巡回して、兵士の行動を監視しています。市中では軍人の顔を見ることもないですね』
朝鮮人民軍は例年12月1日から3月末まで冬季訓練に入る。この期間、兵士も将校も統制されて外出禁止になるのだが、それでも部隊の移動や買い物などの用事で外に出てくる。現在、その姿がまったく見えないという。」
また、「コロナウイルスの影響で30日間も軍の活動が止まっていたと、在韓米軍のエイブラムス司令官が3月13日に指摘していた。」
と、伝えている。
4月1日の新学期が延期になっており、また、4月15日前後に、高級中学校(高校)を卒業した男子が真新しい軍服に身を包んで、配置される部隊に向けて出発する行事が毎年あるが、これも延期になったという。
取材協力者は軍に新型コロナウイルスが広がるのを防ぐためではないかと言っているが、本当はすでに朝鮮人民軍に蔓延していて、誰が感染者で誰が陰性かを調べる手立てがなく、さらに拡大するのを防ぐために全員を隔離しているのではないだろうか。
北朝鮮は3月21日にミサイル2発、さらに29日に2発発射している。こんな時期に何を考えているんだと思われているが、じつは軍隊が機能しなくなっていることで、韓国や日本から襲われるのではないかという恐怖にかられ、乱発しているのではないだろうか。
軍は機能しているぞ!と見せかけるために。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます