この人生、なかなか大変だぁ

日々の人生雑感をつれづれに綴り、時に、人生を哲学していきます。

阪神JFはアニメイトバイオだど

2009-12-13 10:18:16 | 競馬 加屋凡男の挑戦
阪神ジュベナイルフィリーズにはあまりいい思い出がない。一筋縄では行かないというのが正直な感想だ。ウォッカ、ブエナビスタ、テイエムオーシャンなどの実力馬がしっかり勝つかと思えば、ショウナンパントルやタムロチェリーのような思わぬ伏兵に度肝を抜かれることがある。おそらく牝馬は牡馬と違ってデリケートなのだと思う。人間と一緒だと言うと差別だとられかねないが、馬なら誰にも怒られる心配はない。ツボに嵌まると目の覚めるような切れ味を見せるかと思えば、なんでもないレース展開でずるずると下がってどん尻をトコトコ歩いていたりする。
まさに「なんとかと牝馬は扱いにくい」というやつである。

1991年から3歳(現2歳)牝馬GⅠとなって、2001年から世界格付けのJpnⅠとなったようである。01年53回から見てみると、千六経験の有無でもなく、ジョッキーの偏りもなく、戦績の多少でもない。あまり偏向した傾向はないようだ。ただ、1勝馬、つまりここが2戦目になる馬で勝った馬はいない。タガノパルムドールにはつらいデータかもしれない。ただし、2、3着馬は、08年のミクロコスモス(2着)、07年のレーヴダムール(2着)、05年のシークレットコード(2着)・フサイチパンドラ(3着)、03年のヤマニンアルシオン(2着)と5頭いる。 <0-3-2-8> まったく歯が立たないわけではない。

⑥アニメイトバイオ、⑧タガノエリザベート、⑩タガノパルムドールの3頭のうちから勝ち馬はでるのではないかと見た。1番人気に支持された⑯シンメイフジは久々が嫌だし、対戦メンバーもレベルが高かったとは思えない。これは2番人気のアパパネも同じことが言える。
3頭のうちからどの馬を狙うか。まず、⑩タガノパルムドールが落ちる。念のためGⅠに昇格した91年から調べてみたがやはり2着が精一杯だった。あの強かったゴールデンカラーズでも6着と勝てなかった。最強といえるほどこの世代は凄かった。このレーも錚錚たるメンバーで、ゴールデンカラーズの他にイブキパーシヴ、ロゼカラー、ビワハイジ、エアグルーヴといて、どこから買っていいか分からないぐらいだった。(結果は自分で調べてみてください)

すると、アニメイトバイオかタガノエリザベートか。両者とも前走強烈な脚を見せている。
最後方から33.5秒の強烈な脚を見せたタガノエリザベートは、その前のデイリー杯2歳でも6着ながら33.8秒の末脚を披露している。このレースの向こう正面でゴーオンホーマン(飯田)に後肢を引っ掛けられたようなのだ。安勝が吃驚して後ろを見たのと同時に、ゴーオンホーマンの飯田騎手が手綱を引いて立ち上がっていた。そのままゴーオンホーマンはずるずる下がって大差のビリ。一方タガノエリザベートはブービーを進みながら直線で足を伸ばすも6着が精一杯だったのである。二度強烈の差し脚を見せているなら間違いないのではないか。しかも前走は不利があってのものだ。評価できるのではないかと思うのだが。

いえいえ、わたしはアニメイトバイオを選ぶ。なぜなら、前走のファンダジーSで安勝はベストクルーズを選んでいるのだ。結果的に川田・タガノエリザベートに差し切られているが、両頭の差はそれほどでなくて選択が難しかったのだと思う。注意してみると、タガノエリザベートは3戦前、2戦前は牡馬混合で5着、6着である。ツボに嵌まったのは前走の牝馬限定レースだけだったと言うこともできる。
一方、アニメイトバイオは牡馬混合で1、2着して来ている。前走の京王杯2歳Sは勝ったエイシンアポロンに勝るとも劣らない末脚である。エイシンアポロンの他にもツルマルジュピター、ダッシャーゴーゴー、キョウエイアシュラなど骨っぽいメンバーと戦ってきているではないか。勝負は思い込みも大事か。
⑥アニメイトバイオの単複(4万╱6万)とする。

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