この人生、なかなか大変だぁ

日々の人生雑感をつれづれに綴り、時に、人生を哲学していきます。

通訳が悪い

2021-07-25 06:20:35 | 日韓問題
日本の相馬総括公使が文在寅大統領に対して、性的表現を使ったというニュースがあった。
最初「自慰的行為」とぼかされていたが、WoW!Koreaによれば「文大統領がマスターベーションをしている」となっている。
いくら韓国に腹が立っているといっても公使たる立場の者がこんなえげつない表現を使うのかな?と疑問だった。

しばらく経って「ひとりよがり」という言葉が浮かんだ。
相馬総括公使は「文大統領は独り善がりな人だ」もしくは「文大統領の言動は独り善がりに過ぎない」というようなことを言ったのだと思う。
「独り善がり」は確かに「善がる」には「善がり声」と使われるように、「快感を感じている」と言う意味もあって「自慰行為」と解釈できないこともない。しかし、広辞苑(第七版)には「自分ひとりだけでよいと思って、他人の言うことを顧みないこと。独善。」とある。
日本語として相馬公使の発言は何の問題もない。

政府は相馬総括公使に非はないとみて更迭はしていない。当然である。更迭すべきは通訳の方だ。
「独り善がり」を「マスターベーションを搔いている」と通訳したらまったく別の意味になってしまう。「独善に陥っている」とか「ひとり相撲を取っている」とか日本語には別の言い方があるが、おそらく韓国にも同じようなニュアンスの常套文句はあるはずだ。
韓国、日本どちら側の通訳だったのかわかっていないが、いづれにしても相手国の言語について勉強不足だと言えるだろう。場合によっては戦争になるかもしれない。猛省して欲しい。

9月23日追記
「黒田 勝弘 : 産経新聞ソウル駐在客員論説委員の2021/08/14 10:00」の記事で、相馬公使は「マスターベーション」という言葉を使ったとある。オフレコの席だったそうだが、韓国記者がいる中でその言葉を使うのはやっぱりまずい。気持ちはわかるが、ちょっとガードが甘いね。
ともあれ通訳の所為ではなかったようである。訂正したい。

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