この人生、なかなか大変だぁ

日々の人生雑感をつれづれに綴り、時に、人生を哲学していきます。

ボーイズラブ

2010-03-17 11:45:14 | つれづれ記
女子コミックでイケメンの男性同士の愛をテーマにした漫画が女性たちに大変人気らしい。この「ボーイズラブ」と銘打ったコーナーがかなり広い場所を占めているようである。この現象になぜかとても驚いた。
男の立場からするとちっともキレイなものとは思えないし、女性が男同士の愛憎を楽しむという視点が少しも理解できないのである。いったい何がおもしろいのだろう。
テレビでもオネエ系タレントがもてはやされている。女性たちも嫌がるそぶりもなく、むしろ増殖中である。

魚やワニなどは環境温度が高くなればメスしか生まれてこないという。地球温暖化が進んでいると言われる昨今、ますます男性が草食系化し、メス化しているというのだろうか。
それとも、現在世界の人口は69億と言われている。あらゆる生物の頂点に立った人間には天敵がいない。これまで人間は自分自身が天敵となって、戦争と名のつくあらゆる争いで人口調整をしてきたといえる。
ところが、極地的な戦争はあるも世界規模の戦争はここ65年間起こっていない。世界大戦直後の1950年には25億だった人口が3倍近くにまで膨らんでしまっているのである。このままでは人口爆発により人類滅亡は必至であろう。オネエ系男性の急増は人類の増加を防ぐための自己調整機能が働いた結果ではないかと考えたのである。

しかし洋の東西を問わず男色の歴史は古いようで、日本でも古くは「日本書紀」の中に登場するらしい。平安時代の公家の間や僧侶、そして武家から現在へ連綿と続いているのである。小姓などの御側付きを寵愛し戦場に連れて行ったというし、江戸時代には「陰間」といわれ、金をもらって春をひさぐ男娼までいたらしい。<「本朝男色考」(岩田準一)>
何も昨今のことでもない。驚くわたしの方がおかしいと言うことになる。

この現象、心理学の分野なのか、それとも価値観の多様化と呼ぶべきなのか、なんでもありの社会態様なのか、単純思考のわたしの理解を超えている。
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