この人生、なかなか大変だぁ

日々の人生雑感をつれづれに綴り、時に、人生を哲学していきます。

行方不明だった彭帥(ホウスイ)選手

2021-11-24 07:39:10 | つれづれ記
行方不明になっていた中国のテニス選手彭帥(ホウスイ)さんの問題がニュースを賑わせている。
最初ツイッターで無事であると出たが、続いてSNSで動画が投稿された。日付をわざわざ言ったりして不自然な点が多くやらせではないかと話題になっていた。
その中にIОCのバッハ会長と会話するものもあり、無事を喜ぶどころかバッハ会長が北京冬季五輪のために中国政府の手先になったと批判を浴びていた。

そもそもの発端は彭帥選手が中国共産党の元最高幹部で前副首相の張高麗(チョウ・コウレイ)氏との不倫を暴露したことによる。ツイッターは20分で消されたが、その後彭帥選手の行方が分からなくなっていたのである。
不倫が報道された時、何かしらの違和感を覚えていた。彭帥選手に何のメリットがあって暴露するのか、その意図が測りえなかった。不倫のレッテルは引退したとしても(まだ現役のようだが)彼女にとってもダメージである。
ゴシップ週刊誌に暴かれたのならわかるが(中国にそんな週刊誌はないが)、何故わざわざ自ら暴露したのか?

23日の羽鳥慎一モーニングショーで国際ジャーナリストの高橋浩祐氏が言及していたが、ワシントンタイムズの記者によると張氏は李克強に近く、上海閥の江沢民の一派ということである。
現主席の習近平と李克強とは緊張状態にあって、その権力闘争から不倫暴露が仕掛けられたのではないかという見方があるという。
それを聞いて腑に落ちた。
不倫などの暴露は復讐か相手を貶めようとする目的がほとんどだ。勢力争いに使われたのなら理解できる。

番組では米国などのMetoo運動の可能性を排除しては危険だというところで玉虫色にぼやかしていたが心配に当たらない。習近平側に手厚く保護されているはずだ。むしろ心配なのは張高麗氏の方だろう。刑務所に拘置されているんじゃないか?

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