たまごかけごはん

11日(火）の羽鳥慎一モーニングショーで「たまごかけごはん」を話題にしていた。
あなたは直（じか）に卵をかける派か？それとも茶碗に解いて入れる派か？というアンケートを取ったらしい。確か51対4９と拮抗していたようだった。
まぁ、人それぞれ好き好きだからどちらかに説得されるものではないだろう。

日本たまごかけごはん研究所（そんな研究所があるんかい！？）がいろいろたまごかけごはんについて紹介していた。
「サマーソルト」は、ごはんに卵をのせて醤油ではなく塩をパラパラとかけてかき混ぜるというもの。さっぱりした味わいなのかもしれない。
「フルムーン」は、むかし国鉄（現ＪＲ）のＣМで熟年旅行を勧めていたのを憶えている。上原健と高峰三枝子のふたりを起用して温泉に入っているシーンのＣМが一世を風靡した。高峰三枝子の豊かな胸が話題になった。まったく関係ないが・・・。
まず白身をメレンゲにしてごはんにかき混ぜる。そして黄身を後のせするのである。
どこかの番組で紹介されたのを覚えている。メレンゲのふわふわ触感がいいらしい。

「オンリーユー」は、「君（黄身）だけ」というダジャレで黄身だけで食べるという贅沢なもの。
わたしは時々目玉焼きにした黄身をごはんにかけて食べることがあったが、ねっとり感が良かった。ただ茶碗に残る黄身がいつももったいなかった。ごはんを追加してからめとればいいのだが、それでは太ってしまうのよね～。
最後に上野代表の推奨する「サンライズ」がある。
あらかじめごはんに醤油をかきまて、その上に解いた卵をかけるというもの。何が変わっているのかわからなかったが、口当たりが違っているとのことだった。

タモリが以前「豆腐ぐちゃぐちゃ丼」というのがおいしいと言っていた。ネギ、ゴマ、いぶりがっこ、豆腐、醤油をごはんに混ぜたうえに温泉たまごをのせるというもの。
いぶりがっこというのがタモリらしい。温泉たまごはきっとねっとり感を引き出すのだろう。
どうですお腹空いてきました？

たまごかけごはんのように生卵が食べられるのは日本だけだと言う。近頃は日本の卵を輸入してタイあたりでも食べられるらしいが、外国からの出張から戻ったらたまごかけごはんばかり食べていたとコメンテーターの菊間弁護士が連れ合いのエピソードに触れていた。
外国は流通が違うのかもしれないが、生食文化がないのだろう。地中海や海岸地域などに限定されているのかもしれないが、日本はすべてが海に囲まれていて生魚をはじめ、貝など海産物が主流だった。わずかに内陸部や都市に向けて干物や鮒鮨などの塩漬け・発酵文化が発達したのだろう。
ちょっと横道にそれたが生で食べられるたまごかけごはん、バンザ～イなのかな？