この人生、なかなか大変だぁ

日々の人生雑感をつれづれに綴り、時に、人生を哲学していきます。

バブル以降の最高値

2024-02-23 13:24:40 | つれづれ記
22日、東京株式市場がバブル時の最高値38,865円を超えたと証券業界の人たちが大喜びしていた。ちょっと浮かれすぎと思うが、まぁ、彼らにとって株式市況が活発になれば給与に反映されるから仕方のないことである。
しかし、巷でも言っていたが、経済環境が良くなっているとはとても思えないにもかかわらずこの最高値はいったいどういうことだろう。

一説によれば、中国の経済減速で中国株式市況が暴落を続けている。そこから逃げた資金が流れ込んできているという考えがあった。しかし、中国資金からは流入は300億円くらいだと言われている。
また、新NISAが始まったおかげでもなさそう。
不思議に思っていたら、ある専門家が中東の資金が中国市場から流れ込んでいるという説明があって、腑に落ちた。

石油マネーは利殖を求めてどこへでも行く。中国がダメなら日本というわけだ。
米国に向かわなかったのは為替の問題らしい。ドルより安い円に換えたら為替差益もある。
アメリカからも日本に流れているかもしれないね。
この株高は決して日本の力ではないのだ。いずれ円高に向かえば次なる投資先を求めて移っていくだろう。

わたしは株を持ってないから心配はしないが、株に投資している人は「円高に注意」と念頭に置いていた方がいいだろう。
経済に裏打ちされていない株高は張りぼてだと思う。いつでも暴落はあり得るんじゃない?

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