この人生、なかなか大変だぁ

日々の人生雑感をつれづれに綴り、時に、人生を哲学していきます。

JRAの改革

2021-11-27 06:29:00 | たかが競馬、されど競馬
国枝栄氏のJRA改革の話だ。
国枝氏は今JRAのレースで登録馬数が多くて、レースをなかなか使えなくて困っているらしい。原因はJRAの賞金体系や手厚い補助金にあるという。抽選が多くなっていてクラッシックに向けたステップを踏めない事態も生じるというのだ。
能力的に劣る公営馬も登録してくるらしい。まず、能力の劣る馬をはじいて欲しいと言う。全競走馬にレーティングしてそれに基づき出走レースを認めるというのがいいだろう。
そして登録料を引き上げ。特別出走手当金、競走馬事故見舞金、抹消給付金等の見直しをして欲しいと言っている。
競走馬が事故やけがをしたらお金が入る一方、無事に管理して怪我もさせないものには何もないというおかしな話だ。
これらのことは関係者だから強く感じるのだろうが、馬券を買うだけの付き合いのわたしにはあまり興味はない。

それよりわたしがいらないと強く思っているのが、スタート前に後ろでウロウロするハットをかぶったベージュのブレザーを着た男たちだ。長ーい鞭を持っている。枠入りを嫌がる馬の尻を叩いて枠入りさせるつもりのようだが、逆に馬を興奮させて長引かせているだけである。意味がないし、外国の馬主や調教師からしたら虐待にしか見えないだろう。
国枝氏はゲートボーイの導入を提案している。馬と一緒にゲート内に入って落ち着かせる。この方がずっといい。気取ったハット帽の連中はきっと高給取りなのだろう?さっさと辞めさせるべきだ。

そして調教師の一律70歳定年制や厩舎の馬房数を同じにするというのもさっさと止めて欲しい。
個々人の能力や衰えは年齢で決まらない。悪しき平等である。優秀な調教師は80でも90でも元気に働ける。
成績優秀な調教師に馬が集まるならそれに基づいて馬房を与えるのだ。そのかわり馬が集まらない厩舎は馬房を減らす。不振の厩舎は経営が成り立たずおのずと70歳前に廃業していくだろう。藤沢和雄氏にはもっと長くやってもらいたいのだ。
個々人がその能力に応じて定年を判断すべきだと思う。

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