my London days and

ロンドンと旅行が
とっても好き♪
日々の楽しいこと
ワクワクすること
ちょっとずつ
時々つづります

ベルサイユ宮殿 噴水庭園にて

2015年06月16日 | 仏蘭西/ France
豪華絢爛ベルサイユ宮殿を
たっぷり心ゆくまで見学した後は、

これまた広い、噴水庭園を散策です。

まずは宮殿前の水庭から。

神話や寓話がモチーフとなった
人物や動物のブロンズ像が
あちこちに置かれています。

水辺に横たわって涼しげです。

でも、ブロンズなので、
今日みたいな天気のイイ日は
さわったら熱いかも…。


さて、この円盤は何?

見上げて写真撮ってますね。

直径5mぐらいの巨大な鏡は
一体何だ?と思っていたら、
アニッシュ・カプールという彫刻家の
コンテンポラリーアートが
庭園内に数点展示されているのだとか。
「SKY MIRROR」という作品でした。


水庭を超えたら、いよいよ噴水庭園です。

ひょえ~っ大迫力ですねぇ~。

最初に見えてきた大きな噴水は
「ラトゥーナの泉」と呼ばれる噴水。
一番下段の金ピカの噴き出し口は
カエルなのですが、これは水を求めた
ラトゥーナを拒んだ村人たちが
神の怒りにふれ、カエルに変えられたという
話に基づいているんだとか。
当時の国王の絶対的力を示唆しているらしく、
その象徴的な噴水の一ツでもあるんだって。
あぁ~、怖いねぇ~。
逆らうとカエルにされるんだよぉ。


水が出てないバージョンの写真も


これは、もう一つの有名な噴水で
「アポロンの噴水」と呼ばれるもの。

太陽神であるアポロンを乗せた天馬が
海中から浮かび上がる様子を模した噴水。
アポロンとはすなわちルイ14世らしく、
天馬と共に天に駆け上ることで、
権力の強さを示しているのだとか。

絶対権力の象徴は宮殿内だけではなく、
噴水にも散りばめられているんですね。
それにしても、躍動感がある噴水です。

ちなみに、今でも庭園内には噴水が
600はあるらしいです。
確かに、人工的に水が流せるということは、
富や技術や権力が一度に表せる手段として
手っ取り早い方法だったのかも。

恐るべしっ、17世紀のブルボン王朝。


人気ブログランキングへ

ベルサイユ宮殿 王妃の寝室へと

2015年06月16日 | 仏蘭西/ France
鏡の間を後にして、次に見学したのは

「王妃の寝室」
ルイ14世がマリー・テレーズに作った部屋で、
その後は受け継がれ、マリー・アントワネットの
部屋にもなりました。歴代のフランス王子が
生まれた部屋でもあり、ここで19人の王子が
誕生して産声をあげたそうです。
そして、この部屋は1789年10月6日に
群衆が宮殿に押し寄せた時のままで
保存されているとのことでした。
王さまの部屋よりも関心が強いかも。


「戴冠の間」にある壁一面の巨大な絵画。
ルーブル美術館にも同じ絵がありますね。
ちなみに、この作品の正式な題名は
「1804年12月2日、ノートルダム大聖堂における
 皇帝ナポレオン1世の奉献と皇后ジョゼフィーヌの即位式」
と、またしても長過ぎ~る題名でございます。


こちらの絵は「鷲の軍旗の授与」
フランス皇帝の戴冠式から3日後、
シャン・ド・マルスで行われた
統帥権の象徴である「鷲の旗」を
授与する儀式の様子なのだとか。
よくわからないけれど、こういう絵は
フランスっぽい雰囲気が漂っているわ。


そして、この大きな天井画は
「ブリュメール18日の寓話」

一ツの部屋にこんな大作が
すらりと並んでいるなんて、
鏡の間の後なだけに、マジで満腹


自画像がたくさん飾られている
「1792年の広間」を通り抜けて、

戦闘の回廊に入ってきました。

ここは鏡の間よりも奥行きがあり、
その長さなんと120m
1809年のナポレオン1世の戦いまでの
歴史を描いた大型絵画が壁面に掲げられており、
つまりはフランスの功績や偉大な軍人たちを
証している部屋という訳ですね。


なぜか個人的に一番印象に残った絵画が
「フォントノワの戦い 1745年5月11日」


これは有名なナポレオン。
「イエナ・アウエルシュタットの戦い」


これはどこで見たのか
サッパリ覚えてないけれど、
「家族と一緒のマリー・アントワネット」
いかにも的な自画像じゃなくて逆に印象的。


これもどこで見たのかな?
「ヴェルサイユ宮殿前の国王ルイ・フィリップと息子たち」
革命で荒れ果てたヴェルサイユ宮殿を修復して、
戦闘の回廊を造った王さまでもあります。

こうして、予想以上にたくさんの絵画を
鑑賞することができ、嬉しい半面
お腹いっぱい胸いっぱいになりました


長い廊下には、当時の騎士たちの
石像が並んでいました。これは誰?


最後は、歴代の王とか英雄の彫刻が並ぶ
通路を通って出口へと向かいます。

失礼ながら、誰が誰なのかはわかりません。

宮殿を心ゆくまで見学した後は
庭園に行ってみましょう


人気ブログランキングへ

ベルサイユ宮殿 鏡の間にて

2015年06月16日 | 仏蘭西/ France
「鏡の間」へのはやる気持ちを抑えつつ、
一ツ手前の「戦争の間」を見学です。

なるほど、壁のレリーフが威勢よく
戦争に関する内容になってますね。
シャンデリアの上に見える絵も
荒々しく戦っている感が満載です。


さらに見上げて見える天井画は、
「勝利の女神たちに囲まれて
 雲の上に座る武装したフランス」
と、長~い題名です。誰がつけたんだろう?


「戦争の間」暖炉の上にある
漆喰のレリーフはルイ14世。
あの有名な漫画「ベルばら」の
オスカルのモデルになっているとか。
う~ん、正直どっちも知らなんだ。

では、いよいよ待望の鏡の間へっ

ひゃあ~っっっ
とうとう来ました鏡の間
ここを訪れるのは実は2回目。
でも、前回の記憶が薄くなっており、
初めて来たかのような感動


ベルサイユ宮殿と言えば、
やっぱりココだよねぇ~。
天井も高くて部屋全体も明るい
きらびやかな部屋に息が止まりそう。


庭園が見える窓際には
とっても立派な燭台が。
ズシっと重厚感がありそう。


太陽王と言われたルイ14世に
ふさわしい部屋になってますなぁ。


せっかくなので、行ったり来たり
余裕のある限りスミからスミまで
何度か往復して眺めてみました。


豪華絢爛って言葉は
まさにこの部屋だよね。


せっかくなので、鏡の間に関する
プチ情報も載せておきます。

ヴェルサイユ宮殿内においても、
最も豪華な部屋である鏡の間は、
奥行75m・幅10m・高さ12mという空間で
その中には17の大きな窓と、
反対側の壁にはめこまれた17の鏡があります。
だから、こんなに室内が明るいんですね。

宮殿の中央に位置するこの部屋は、
盛大な儀式が行われるハレの舞台である一方、
「ヴェルサイユ条約」が調印・締結された
第一次世界大戦の終焉の場でもあります。


鏡の間を満喫した後は「平和の間」へ。
先ほどの「戦争の間」と対照的に
この部屋は全体的に穏やかな印象。
見上げて眺めた天井画は、
「フランスに対抗するために団結した
  列強国へオリーブの小枝を贈る勝利のフランス」
と、またもや長~い題名でございました。

ベルサイユ宮殿は総部屋数約700
全部は公開されてないものの、
見学できる部屋はまだたくさんあります。


人気ブログランキングへ

ベルサイユ宮殿 王室礼拝堂から

2015年06月16日 | 仏蘭西/ France
宮殿内部に入ると、いきなりこんな廊下に。
まるで、どこかの教会に入ったような、

神聖な空気に包まれたかのような、
まさに、違う世界に来たような雰囲気。

その空気のまま、まずは王室礼拝堂へ。

この礼拝室は、マリー・アントワネットと
ルイ16世が婚礼を行った場所です。
その際の列席者はなんと6000人。

白&金で統一された美しい礼拝堂。
正面にはパイプオルガンが見えます。
天井画も素晴らしいです。
「世界の贖罪の約束をもたらす栄光の中の神」
という、超長~い題名がついていました。
礼拝堂は1階からも2階からも
眺めることはできますが、中には入れません。

隣の「ヘラクレスの間」へ移動します。

正面に見えている絵は「シモン家の宴」

そして天井画は「ヘラクレスの神格化」
宮殿でもあり美術館であるんですね。
いきなり、すごい絵画が飛びこんできました。


続いては、「豊穣の間」
よく見ると、右下の絵は麦の穂など、
実りを表す装飾になっています。
部屋全体も落ち着いた緑色でシック。


こちらは「ヴィーナスの間」
天井画とは思えないような額縁が立派な絵は
「神々と強大国を従わせるヴィーナス」


まだまだ続いて「ディアーヌの間」
ディアーヌとは、月と狩りの女神。


どんどん続いて「マルスの間」
赤と金色の部屋はなんだかギラギラ。

天井中央にある絵は
「狼が牽く戦車に乗った軍神マルス 」
何かと軍事色の濃い部屋で、
さっきまでの豪華で優雅な印象はどこへ?


次は「メルクリウスの間」
ルイ14世が逝去した時に御遺体が
この部屋に安置されたそうです。


「アポロンの間」
別名「玉座の間」とも呼ばれ、
かつては王が謁見をしていたとか。

ここまでの見学ですでに満腹状態。
さすがベルサイユ宮殿、
見どころが山盛り過ぎます。
鏡の間まで無事にたどり着けるかな。


人気ブログランキングへ

ベルサイユ宮殿前にて

2015年06月16日 | 仏蘭西/ France
駅から歩くこと約10分。

ベルサイユ宮殿の前に到着しました。
すごいですねぇ~
まだ宮殿前の広場に来ただけなのに、
圧倒されそうな迫力です。

ルイ14世が騎馬像でお出迎え。

宮殿をバックにルイ14世と。
テンション上がるショット。

では、いよいよ中へ入りましょう。


昨日、到着した時に空港で買っておいた
美術館共通パス「パリミュージアムパス」
この一枚のパスで、主要な観光スポットの
ほとんどが網羅されているので、
チケットを買うのに並ばずに済むかと思い、
購入したのですが、さすがベルサイユ宮殿。

事前にチケットを準備しておいても、
そこからの列が長いっ
ある程度は覚悟をしていましたが、
想定以上の観光客でビックリです。

延々と続く長蛇の列。
今日中に入場できるのかと
一瞬、不安にもなりましたが、
ここまで来たら並ぶしかない。
でも、ラッキーなことに
広場でも無料Wi-Fiがつながるので、
スマホで時間がつぶせました。


それから並び続けること2時間…。
スマホにも少々飽きて、
持参のお菓子も食べ尽くし、
日焼けも気になるお昼時。

ちょっとは近づいてきたかなぁ。

おぉっ、キンキラの金門が
目の前にやってきました。
それでも、あと一往復分ぐらい
列が残ってます。頑張ろう

長蛇の列も後半戦は
わりとスムーズに進んでくれ、
最後は荷物チェックを通過して
無事に入場することができました。

入場後、最初に来るのは
ここ大理石の中庭。
まだ宮殿内部に入ってないのに
すでに豪華絢爛のまばゆい光景。
並んだ疲れもすっかり飛んで
テンションが上がってきた~

入場料にはオーディオガイドの
レンタル代が含まれているので、
受け取ってから内部へ入ります。
もちろん日本語の案内もあります。
では、いよいよ行ってみましょう


人気ブログランキングへ