my London days and

ロンドンと旅行が
とっても好き♪
日々の楽しいこと
ワクワクすること
ちょっとずつ
時々つづります

エトワール凱旋門にて

2015年06月16日 | 仏蘭西/ France
電車が来ないという
ハプニングに遭いながらも、
無事にパリ市内へ戻った後、
まだ時間があったので、
行ってみたかった凱旋門へ。

昨日見たエッフェル塔と同じく、
パリの観光名所ですよね。
まずは、シャンゼリゼ通りから
お決まりの一枚を撮影して、

その後、凱旋門へつながる
地下道を通って真下へ移動。
凱旋門の下には、第一次世界大戦で
戦死した「無名兵士の墓」があります。


下から見上げると、フランスの戦いの歴史の中で
ナポレオンの偉業の数々を表現したレリーフが。
文字や人物の彫刻で色々と記されています。
戦いに勝利したことを記念して造られたものの、
ナポレオンは死後19年経ってから
この門をくぐったというのは有名なお話。

うんちくはこの辺にしておいて、
凱旋門の屋上に上がってみましょう。

屋上まではグルグルらせん階段で上ります。
凱旋門の高さは約50メートル。
日本のビルだと12階建てに相当するとか。
一応、エレベーターも設置されていますが、
基本的には身体が不自由な方の為なので、
可能な限り、自力で一段ずつ踏みしめます。

らせん階段の幅は一人分ほどで狭いです。
一方通行なので、降りてくる人に
ぶつかる心配はありませんが、
ペースが落ちてきたら、
列が渋滞する可能性があるので、
その時は、後ろの人に譲った方がいいかも。

そんなこんなで小汗をかくこと15分ぐらい…、

上から覗いてみたらこんな感じ。
よくぞココまで頑張って来ました。

では、さっそく展望台へ移動です。

おぉ~っすごぉ~いっ
パリに来たなぁ~って感じやわ。
ちなみに、凱旋門を中心として
放射線状に道が広がっているので
「エトワールの凱旋門」という
名前がついたようです。
エトワールは仏語で星という意味です。

くるりと周って、シャンゼリゼ通りと
反対方向のラ・デファンスを眺めてみると、

夕陽とともに「新凱旋門」が見えますね。
間近で見たことはないのですが、
パリでは珍しい、近代的で未来的な
ビルが並ぶビジネス街にある、
白いガラスのモニュメントらしい。


そして、また反対方向に戻り、
シャンゼリゼ通りを眺めてみると、
凱旋門の影がくっきり、超デカいっ
えぇ~っ、本当はココからパリの
夜景を眺めたかったのに、
さすが夏至間近の今日このごろ。
午後9時を過ぎても、この明るさっ


東の方にはサクレ・クール寺院が。

モンマルトルの丘に立っているのが
よく見えますね。滞在中には
どこかで立ち寄りたいです。


そして、南の方にはエッフェル塔。

高層ビルといった高い建物が
パリにはあまりないので、
どこから見てエッフェル塔はバッチリ。
展望台からは遮るものもなく、
360度色んな風景がよく見えました。


天気も良くて、陽も長いけれど、
気温はやはり日本より低め。
しかも、強風で飛ばされそうなので、
長時間の滞在はちょっと無理でしたが、
パリ滞在2日目の締めくくりに、
ステキな時間が過ごせました。


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ベルサイユ宮殿を後に

2015年06月16日 | 仏蘭西/ France
朝から気合いを入れて来たせいか、
前回よりはたくさん見学できましたが、
完全網羅は果たせず不完全燃焼。

ちょっぴり無念さを抱えつつも
無事に宮殿前まで戻って来れました。

思えば、庭園もじっくり見れてない。
幾何学模様にも今気づいたかも…。

でも、宿題が残っている方が
次に訪仏する理由にもなるよね。

なんて考えつつも、ちゃっかり
おやつはいただきました。
ここでアンジェリーナの
マカロンに逢えるなんて嬉し


地元のニュース番組かな?
何かの撮影中でした。
リポーターらしき人物の前に
大きな鏡がありますが、
それは撮影用レフ板ではなく、
実はあれも、先ほど知った
アニッシュ・カプーア氏の作品で
「C-Curve2007」

一日で色んな時代の芸術が鑑賞できました。


午前中、並んでいたキンキラ金門の前。
今は夕陽で輝いてまぶしい


団体客が早目に去っていったのか、
夕方にはすっかり人もまばらに。

ありがとう、太陽王ルイ14世。
また来るよぉ~と、しばしのお別れ。

と、駅へ歩いて戻ると、
なんと、電車が来ないという
ハプニングが発生っ
あー、フランスらしいよね。

一駅隣から電車は出ていると聞き、
こんな可愛い看板を眺めながら
みんなで歩いて、次の駅まで移動。

無事に電車にも乗れ、パリに戻れました。
ところで、これは何駅だったのかしら?
こんなオチも過ぎれば楽しい旅の想い出。


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プチ・トリアノンにて

2015年06月16日 | 仏蘭西/ France
グラン・トリアノンの見学で
すでに疲労困憊の色は
濃ゆ~くなってきましたが、
せっかくココまで来たので、
プチ・トリアノンも目指すことに。

の~んびり歩いていたら、
目の前をプチ・トランが通過。
あぁ、こんなことなら、
最初から乗っておけば
…と後悔しても遅し


でも、こんな木立ちの間を
歩いてマイナスイオンを浴びる
という、プチ幸せを楽しみながら
気持ちを立て直して、再び歩いて

プチ・トリアノンに到着
なんだか雰囲気がガラリと変わり、
フランスの田舎に来たみたい。


館内に入ると、地下道みたいな、
天井の低い、トンネルがあったり、

と思ったら、優しく窓から
陽が通路を射したり、

階段や踊り場はこじんまり。
でも、手すりをよく見ると
見事な細工が施されてます。

この後、マリーアントワネットの
寝室や内殿などを見学。
ベルサイユ宮殿のきらびやかな
装飾が施された家具とは違って
ぶりぶりのロココ調が
あちこちにあふれていて、
可愛いという言葉が連発しそうな
調度品や内装でしたが、疲れ過ぎて
写真に収める気力がなかったのか、
後からチェックしたら、ほとんど
撮影されてませんでした(笑)


窓からの光が入ってきて
より一層、赤色が映える
この部屋は「大食堂

逆光ですが、庭がキレイに見えます。


この館で一番にぎわっていた
「付き添いの間」
遊戯と音楽が行われていたようです。
アントワネットはハープの演奏が
好きだったのだとか。


そして最も有名な場所
「愛の殿堂」
マリー・アントワネットが、
スウェデーン貴族のフェルセン伯爵と
ロマンスを重ねていた場所だとか
「ヘラクレスの棍棒で弓を作るキューピッド」
という彫刻は、二人の仲を
しっかり眺めていたのでしょうか。

プチ・トリアノンは、
「マリーアントワネットの離宮」と
呼ばれているせいか、
マリー・アントワネットが
建てたと思われがちですが、

元来は、ルイ15世の愛人である
ポンパドゥール夫人の発案で
建てられた離宮なのだとか。

でも、残念なことに、
ポンパドゥール夫人は
完成を見ずに死去したのです。

その後、ルイ16世が即位してから
マリー・アントワネットに贈られ、
彼女が足繁く通い、自分の好みに改装を重ねて、
好んで滞在したところから
マリーアントワネットの離宮という
イメージが強く残ったようです。

…と、他よりも写真が少なかった分、
プチ情報を多めに載せてみました(笑)

プチ・トリアノンの後に
王妃の村里(アモー)にも
行ってみたかったのですが、
空はまだまだ明るいけれど、
実はけっこう夕方になっていたので、
宮殿まで戻る時間配分を考慮して
泣く泣くあきらめました

やっぱり今回も宮殿全制覇はできず。
う~ん、今度はいつ来れるかな?


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グラン・トリアノンにて

2015年06月16日 | 仏蘭西/ France
先ほどの大運河はTの字になっていて、
やがて左右に広がる小運河にぶつかります。
そこを右折してさらに進んで行くと、
次の目的地「グラン・トリアノン」に到着。

ベルサイユ宮殿から歩いて
すでに30分ぐらいは経過。
平地だったので、体力的には
問題ないですが、距離としては
結構歩いたと思います。


パンフレットを受け取って
さっそく入場しましょう。

バラ色の大理石がとても美しいです。


まずは左翼棟から見学が始まります。
最初に入ったのは「控えの間」


こちらの部屋の名前もなんと「鏡の間」
ベルサイユ宮殿とは雰囲気の異なる
鏡の間ですが、やはり窓や鏡が大きいので、
明るくてふんわりした印象ですね。


こちらの部屋はナポレオンの妻
マリー・ルイーズの寝室だった
「皇后の部屋」


こちらは「チャペルの間」
よぉ~く見ると、奥の絵画の
手前に十字架が置かれています。
礼拝を行う時に扉を開けて
チャペルにしてたのかな。


一旦、外へ出て反対側へ移動します。
廊下の白&黒の市松模様も全部大理石。

ちなみに、このグラン・トリアノンは
ルイ14世が、愛人マントノン夫人と
余生を過ごすために建てたそうです。


柱廊を通り抜けて、次は右翼棟へ。

…と、その前に、
外から眺めてみました。

振り返って、庭の方にも目線を。

お花はこれから咲くのかな?
それとも咲いた後なのかな?


では、右翼棟に入って続けて見学。
こちらは「皇帝の家族の間」
元々は劇場だったそうです。
劇場が家の中にあるなんて。


続いては「ベルギー王妃の寝室」
なぜベルギー?と思っていたら、
ルイ・フィリップの娘である
ルイーズ・マリーが寝室として
使用していたのですが、その後、
ベルギー国王と結婚したために
こういう名前がついたのだとか。
それにしても、天蓋超高くない?


部屋全体が黄色の部屋は
「ルイ・フィリップの家族の間」
その名の通り、きっと家族が
この部屋に集ったのでしょうか。


緑と赤が印象的なこの部屋は
「孔雀石/マラカイトの間」
ロシア皇帝がナポレオンに贈った
孔雀石で作られた家具が飾られているので、
そういう名前がついているそうです。
それにしても、孔雀石のインパクト大っ


こちらの通路は「コテルの回廊」
ベルサイユの庭園とトリアノン宮の風景画が
ずらりと飾られていて、絵の作者の一人である
コテル氏から、この名前がついたのだとか。

ベルサイユ宮殿と比べたらシンプルですが、
それでもやはり白&金+ピンクの大理石、
と豪華な回廊であることに間違いはない。


この回廊を抜けて、突きあたりにあるのは
「庭園の間」 中には入れないので、
入口からのみの見学となります。
この部屋から庭園へ直接行けるようです。

離宮なので、ベルサイユ宮殿と比べたら
たしかにコンパクトではありますが、
それでも、やっぱり見どころ満載で
見学後は満腹状態になりました。


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大運河沿いを散策

2015年06月16日 | 仏蘭西/ France
アポロンの噴水を背にして、
全長1650mの大運河に沿って、
次はグラン・トリアノンを目指します。

この大きな渦は何???
ベルサイユ宮殿の排水関係かと思いきや、
これも先ほどのアニッシュ・カプール氏の
作品の一ツなんだとか。
Descension/下降 という作品。
アートって、なかなか難しいわね…。


そのまま進んで行くと、
貸ボートがありました。
今日は天気が良くて風もないので
ボートを漕ぐには絶好かも。

大運河だよぉ~。

水辺でみんなリラックス。

運河のそばに売店がありました。
イチゴソフトでチョット休憩。

その後、木立の間を通り抜けて、

ボートを漕ぐ人たちを眺めながら、

どんどん進んで振り返ると、

あら、宮殿が遠くなってるよぉ~。
あそこへ歩いて戻れるのかなぁ?


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