以前から一度聴いてみいたいと思っていたアーティストの一人であったヴァイオリニストが「前橋汀子」さん。
今日はその機会に恵まれた。
笑顔に黄色いドレスは、ベテランの落ち着きと貫録を感じた。
第一部の始まりはエルガーの「愛の挨拶」
そして、休憩の後の第2部
アンコールは大サービスの5曲以上あり(これにはビックリ)、最後の曲は初めに演奏された「愛の挨拶」でしめられた。
たった10分の休憩だけで2時間もの演奏だった。
失礼ながら、後期高齢者の域に入られたようだけれど、このバイタリティーはどこから来るものなのか。
モーツアルトやベートーベンの曲を入れ、聴衆の喜びそうな曲もうまい具合に組み合わせている。
中には、自分だけのお気に入りの曲だけをプログラムに入れているアーティストもいると言うのに。
さすが大ベテランの演奏だけあって一曲一曲心の中に染み込んでいくようだった。
曲後の拍手は精一杯したがスタンディング オーベーションをしたいぐらいだった。
そして、感涙もポロリ。