今年の寒さは例年と違って、庭の花たちがかなり「凍傷」にかかってしまった。小さなものは再起不応になってしまったが、「君子ラン」は葉っぱが傷ついたけれど、何とか根元の方が生きていそうだった。しばらくはそのままにしていたけれど、今日は、暖かくなってきたので葉っぱを取り除くことにした。毎年３月末には、朱色の美しい花をたくさん咲かせていた。今年は花は無理だと思っていたら、なん株かは蕾をシッカリ抱きかかえるようにいたわるように包んでいたのにはビックリした。
この「君子ラン」は、２０年ほど前に父が健在だった時に実家からもらってきたものだけに、私にとってはとても大切なもの。株はどんどん元気よく増えて、植木鉢が増えてきたので数人の友人に貰ってもらった。その後、鉢植えから地植えにもしてみたら何のことはなく、鉢植えと同様に元気に成長を続けていた。
だから、今回の「凍傷」はショックだったけれど、シッカリ息を吹き返してくれてとても感動した。本当にえらいね～、ありがとう。
その後、20日後に開花した。
