ビストロ レアール

石川県小松市にある「ビストロ レアール」のシェフがつづるあんなことこんなこと

ペガサスのマダム

2005年07月27日 | フランスこぼれ話
休憩時間になると
着替えて
ペガサスブリッジの橋のたもとにある
キャフェに通ったものです

いつも二人のマダムが笑顔で
ボンジュール マサ サヴァ?(こんにちわ まさ ごきげんいかが?)


フランス語もままない私に
英語とフランス語で
コミニケーションをとってくれました

観光名所の一つでよく
イギリス人をのせてバスが来て
小休止していました

イギリス人にもいろいろな人がいて
いきなり英語で

ワン カーフィー プリーズ!

なんて言ったら
マダム達の感にふれてしまい

クワ?ジュ ヌ コンプラン パ

何?私わかんなぁい!(女子高生ではありません)

とイギリス人を一撃!
フランスに勝利!

ところが
同じイギリス人でも

マダーム ジュ ジュ ジュ ジュ ジュブズワン

アー アー アー アン カカカァ 

キャキャキャフェ

プリ プリ プリーズ

ノー シルシル 

スウィル ヴー プレェ

などとフランス語がへたでも
わかってもらいたい と 一生懸命な
イギリス人には

達者な英語で
オーケー アンダースタンドと言ってから
私を見てウィンクしながら
エスプレッソマシンにカップをセットしていまいした


やっぱり人間性だよなーとつくずく思いました。

胸に輝くいぶし銀

2005年07月27日 | シェフのコラム
先日
知り合いの銀細工アーチストに
お願いしていた
お鍋のブローチが出来上がって
持ってきてくれました

大中小のお鍋は
燻してあってしぶい輝きで
そのお鍋のあいだには
レードルがぶらさがって
ちょっと
お洒落でしょ!

大きいお鍋の底の部分には
Leshallesのロゴ入り
それに
レードルにはちゃんと穴が開いていたり
お鍋の柄にはリベット留めの
ポッチがあったり
芸が細かい!
ちょっと私みたい


燻し銀のようなしぶい
料理人に成れるように
これ着けて頑張ります

燻製は得意なんですけど。