***吉井和哉的日常生活***

アリ地獄に嵌って14年半 吉井和哉のない生活は、たぶん考えられない

デイサービスの一日

2009-05-09 23:22:05 | その他


今日はババ様のデイサービス1日体験に付き添ってきました。

(つまらない話しですんません


デイサービスというのは、
介護認定で要支援以上と認定された65歳以上の人、
および40歳~64歳の人で加齢による病気(特定疾病)が原因で介護が
必要になった方を対象に、日常生活のお世話、機能訓練、食事提供、
入浴介助等の通所介護サービスを提供することをいいます。

簡単に言えば、お家の人の代わりに施設で半日面倒見るよ、ということですわ。

ババ様にとっては、外に出て刺激が受けられるというメリット、
家族にとっては、ババ様から開放される時間ができるというメリットが
あるので、週一回くらいで通ってもらおうと考えているんです。

ちなみにババ様の介護認定は要介護2でございました。

介護の度合いが軽い順に、要支援1・2、要介護1・2・3・4・5
となっていまして、要介護2は
【食事や排泄、入浴、洗顔、衣服の着脱等、日常生活全般に軽度の介護を
 要する状態。認知力、理解力等に衰えや、問題行動が見られる場合がある。】
 とのこと。
まぁ、妥当なとこでしょうか。



で、

今日行ったセンターはマンションの1階部分で運営しているものでした。

内部は、介護サービスをするために最低限必要な設備は整えました、
といった印象のつくりで、狭いフロアには雑然と物が置かれており、
カーテンが扉代わりになっているトイレから消臭芳香剤の香りが漂っていました。
その香りを嗅ぎながらの昼食やおやつタイムは私には苦痛でしかなかったです。

サッと洗っただけの共用プラカップでいただいたお茶はカルキの匂いしかせず、
おやつタイムのお菓子はかっぱえびせん3本とポソポソの鈴カステラと
ビスコもどき、、
それでも緑のお庭を眺めながら、というのであればまだ救われもしますが
窓にはカーテンが引かれ、わずかに見えるのはガラス戸に映る交通量の
多い車道のみ。

その日40人近くいたお年寄りは、不平を言うでもなく、かといって
楽しそうでもなく、ただ淡々とその時間を経過させていて、、

背中を丸くしてカルキの匂いのお茶をすすっているババ様の後ろ姿、、
たくさんたくさん恨み辛みのある姑ですけどね、
それでも、その姿がなんかとても悲しかったです。


肝心のババ様は、体験の感想以前に、なぜ自分がそういう場所に
行かなければいけないのかが理解できないようでした。


デイサービスは他を探してみようと思います。




はぁ、とにかくひどく疲れた1日でありました。