***吉井和哉的日常生活***

アリ地獄に嵌って14年半 吉井和哉のない生活は、たぶん考えられない

吉井さんが忙しいと

2009-10-28 22:39:18 | 美味しい話とか旅の話とか

何故か嬉しかったりする、可愛くない吉井ファン。

そんな私は今日もお休みです。(ズル休みじゃなくて定休よ)



ということで、

上野の森美術館で開催されている展覧会へ行ってきました。


その前に早お昼。上野公園といえば、いつもの韻松亭です。
12時近くになると長い行列が出来るお店なので
11時の開店と同時に入ります。


今回は初めてテーブル席へ案内されました。
お座敷よりテーブルの方がお腹がラクチン。
いくらでも食べられて、嬉しいような困るような(笑)

お料理の花籠膳は以前より更に美味しくなっていて、
友人と「美味しいねぇ」「美味しいねぇ」を連発。

中でもここの豆ご飯は本当に美味。

なので、もちろんお替わり(夕食控えるから~)

そして、展覧会の帰りに同じお店の甘味処で
いただいたクリームあんみつ(夕食食べないから~)

カウンターの向こう側にいた女性スタッフのひとりが、
そんなに忙しくもなさそうなのにイライラキリキリした様子で
「なんだかなぁ」だったけど、
抹茶アイスが濃厚であんこもメチャ旨、なので「許すっ」(笑)




で、行ってきたのは、

聖地チベット ポタラ宮と天空の至宝展



チベットの仏教文化、意外に敷居が低かったです。

っていうと語弊があるかもしれないけど、
怒りや悦楽の表現が率直で、とても分かりやすいんです。
観念的ではなく、実践的というんでしょうか、
チベットの人々の生活に深く根ざしたもの、という気がしました。

“慈悲の象徴である父と智慧の象徴である母が抱き合う姿。
一体となることで、悟り世界に到達できる”
というような説明書きがされた『カーラチャクラ父母仏立像』は
ダイナミックかつエロティック。



思わず腕の本数を数えたくなる
『十一面千手千眼観音菩薩立像』



美しく優しい表情の『ターラー像』


これらをはじめとした、仏像、仏画の数々は
予想してたよりずっと見応えがありました。


そんな中、見覚えのあるお顔が。

「あっ、淳悟さん」(爆)

またの名を『ヴィルーパ』と言うそうです(笑)
本当にそっくりだから。
(体型はメタボで全然似てませんよ)

この方、太陽を質に預けて酒を呑んだ、という逸話の
持ち主らしいです。
ますますそれっぽいでしょ(笑)


大ウケだったのが、チティパティという骸骨の姿をした退魔神。


画像がどうしても見つからなかったんだけど、
ドゥンチェンという特大のホルンみたいな楽器の台にあしらわれた
二人のチティパティは、スカートを履いて髑髏の横に扇子を飾り、
チャーミングなポーズをとっているんです。
世界一可愛い骸骨かも~(笑)


というように、とても興味深く楽しいひとときではあったのですが、
中国という国とチベットという自治区との関係は、
楽しくない面のほうが圧倒的に多く、一方向からだけ見てはいけないなと・・・。

http://www.tibethouse.jp/news_release/2009/090928_appeal.html


でも、チベットの文化に触れ、そこから派生していろんなことが
見え、考えることの出来るいい機会であるとも思います。

そういう意味でも、この展覧会は本当にお薦めですよ。


淳悟さんにも会えるし(笑)