
みなさん、おはようございます。台風18号は去って行きましたが、大きな被害が出ているようですね。雨は最初から分かっていたけど、風も予想以上に強くて驚きました。鹿児島は良い天気なのですが。日本の広さを改めて感じます。みなさんの所はいかがでしたか?
さて、今朝ご紹介するのは、羽島に昨年できた薩摩藩英国留学生記念館です。...
1863年の薩英戦争でイギリス軍の正確な大砲技術などに西欧文明の偉大さを痛感した薩摩藩は、慶応元年(1865年)に、15名の留学生と4名の使節団を英国に派遣しました。
日本史で習ったように、鎖国令の江戸時代です。全員が変名を使って、慶応元年の4月17日、英国貿易商グラバーが用意した蒸気船「オースタライエン号」で、密かに英国に旅立つまで、甑島・大島へ出張するという名目で、滞在したのが、東シナ海を望む羽島浦です。その羽島で、留学生の足跡を見学できる施設が「薩摩藩英国留学生記念館」です。
残念ながら展示品は大半が撮影禁止で、彼らが撮った記念写真の前と留学生が出発した海を真下に臨むデッキだけが撮影可となっています。デッキには。木製マストが立ち、あたかも留学生の乗り込んだオースタライエン号のような雰囲気も味わえるので、機会があったらお出かけください。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます