いましめはあなたの知っているとおりである。
『殺すな、姦淫するな、盗むな、偽証を立てるな。
欺き取るな。父と母とを敬え』
[ マルコによる福音書 10章19節] 口語訳
死の瞬間、私たちが裁かれるのは自分の善業の数によってでもなければ、
一生の間に手に入れた資格によってでもありません。
私たちは、どれだけの愛をこめて仕事をしたかによって
裁かれるのです。
マザーテレサ『愛と祈りのことば』より
子宮頸がんワクチン、接種後567人失神状態
■朝日新聞2012年6月28日
厚生労働省は27日、子宮頸(けい)がんを予防するワクチンを接種した後に、
失神を起こしたり意識がはっきりしなくなったりした女性が812人報告
されたと発表した。
ワクチンの副作用ではなく、筋肉注射の痛みや恐怖によるショックが
原因と考えられるという。
厚労省は、失神に備えて接種後30分は院内で安静にさせるよう
医療機関に注意を呼びかけている。
子宮頸がんワクチンは、2009年発売の「サーバリックス」と、
11年発売の「ガーダシル」がある。厚労省によると、812人は
今年3月末までの報告数。このうち意識を失う失神状態になった人は567人、
さらに転倒して歯や鼻の骨が折れた人が51人いた。
企業の推計では3月末までの接種者数はサーバリックスが253万人、
ガーダシルが31万人という。
失神を起こしたのは接種から15分以内が約9割を占めた。
厚労省は、接種後に歩く際には保護者や看護師らが付き添うことや、
約30分間は背もたれのあるイスに座らせることを徹底するよう求めている。
子宮頸がんワクチンは現在、国と市町村が中学1年~高校1年の女子を
対象に接種費用を公費で助成している。来年度には、予防接種法に
基づく定期接種となる見通しだ。
接種後の失神でひどいけがをしたら、
公的な救済制度で医療費などが支給される場合もある。
(朝日新聞2012年6月28日8時24分)
14歳、子宮頸がんワクチン接種後死亡…国内初
■読売新聞 2011年9月12日
子宮頸(けい)がん予防ワクチンの接種を受けた国内在住の14歳の女子中学生が、2日後に死亡していたことが分かり、12日、厚生労働省の専門調査会で報告された。
ワクチンは英グラクソ・スミスクラインが製造した「サーバリックス」で、接種後の死亡例は国内では初めて。ワクチン接種との直接的な因果関係は認められないという。
報告によると、中学生は今年7月28日に接種を受け、30日朝に心肺停止の状態で見つかり、死亡が確認された。中学生には突然不整脈を起こす「心室頻拍」の持病があり、直接の死因は不整脈と推定されている。
サーバリックスは2007年5月に豪州で初承認され、日本では09年12月に販売が始まり、これまで約238万人が接種を受けたと推定される。同ワクチン接種後の死亡は今回が世界で5例目。因果関係がはっきりした事例はないという。
(読売新聞 2011年9月12日)
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子どもは大人しか守れない……