311の昨日、いつも4人で会っていたメンバーのうち3人で、残りの1人の告別式に出かけました。
まぁまぁ大きな会社の社長さんだったご主人の取引先と思われる、そうそうたる企業名が書かれたお花が、びっくりする位並んでいました。
その向かい側の列には、友人の旧姓の名前が書いてあるお花が申し訳程度に並んでいて、その1番最後に、私たち3人が送った花が置いてありました。
最後に会ったのは去年の12月の終わり。
1月の末に会う予定でしたが、体調崩して彼女は参加できず。
あれから1ヶ月が過ぎて、そろそろ連絡を取ろうかな、と思っていた矢先、彼女はいってしまいました。
昨日会った彼女は、まるで眠っているようでした。
最後に会ったときからは、少しだけ頬が痩せた気がするけれども、ほかは全く何も変わっていませんでした。
でもその頬はびっくりする位冷たくて。
血が通っていない。
そうか、血が通っていないんだなぁと改めて思いました。
目の前にいるのに、ここにはもういないんだと思うと、本当に不思議でした。
3人で帰る道で、
その後どうする?
うん。どうする?
結局、4人で集まってたお店でランチを食べることにしました。
お店の人が覚えていたとは思えませんが、いつも同じ席に座っていた4人組のうち、今日は3人だけが喪服で現れた。
そしていつものように同じ席に座り、みんなでそれぞれのパスタをシェアしあって、談笑して帰って行った、
店員さんが私たちのことを覚えているかどうかはさておき、まるでドラマみたいだなと思いました。
席について、そこに彼女がいるみたいだねと話をしました。
全員の注文が終わった後、店員さんが、呼びましたか?と席に来ました。
邪魔だったので呼び鈴は棚の上にあったため、誰も触っていなくて。
自分の分の注文をしていないと、彼女が呼んだのかもしれないね、と笑い合いました。
怖い気持ちは一切なく,むしろここにいて欲しいって心から思いました。
私たちの担任は10年前に他界しているのですが、今頃は天国の入り口までふっ飛んできて、よく来たと、再会を喜んでいるはずだ。
と言う話題から、めちゃくちゃ暴力教師だったので、天国にいるとは限らないとなり(笑)
私たちが願えば、天国に上げてもらえるかもしれないと、めちゃくちゃ本気で、担任がもし地獄にいるのなら、どうか天国に上げてくださいと祈りました。(彼女のために笑)
彼女は本当に愚痴を言わず、悪口を言わず、どんなことも飲み込んで、いつも明るくて太陽のように笑っていました。
だからこそ失った穴が大きくて。
これからはそれぞれの魂の中に彼女を入れて生きていこうと。
だから、彼女のような人間になるためには、人の悪口を言ってはいけないなとか言い合って。
その中で、修学旅行に、クラスメイトの1人にいたずらをしたことを思い出した友人が、「私はきっと地獄に落ちる」などと言い出すので、鎌倉の円応寺で見た、罪を許してもらう呪文のことを教えまして。
反省すれば許してもらえるから!
そのクラスメイトが許してなかったとしても、閻魔大王様許してくれるから!
などと慰め(笑)
今日から善行を積もう(みんなで天国で再会するために)と、お互いに励まし合いました(笑)
悲しみはみんなで分け合えば少なくなるとよく聞きますが。
本当にその通りだとお互いに実感しあいました。
大人になってもたくさんできますが、学生時代の友達は特殊です。
特に私たちは、担任教師が暴力教師だったので(笑)
みんな、共通の敵と戦った同志なのです。
やばいことが起きた時,全員が自然とその人を庇うことはよくありました。
みんながみんなを守っていた。
強い結束力です(笑)
彼は、ソフトボール部の顧問だったのですが、ソフトボールの女子部員のことを、いわゆるケツバットと言う体罰を与えていたり、私も何度も辞書で殴られたりしました。
テストの平均点が悪かったからと、100点を取ったのに,殴られたのです。
うん、いまなら大炎上の案件だらけ。
でも、私たちはとても優しい生徒だったんだと思います。
そんな暴力教師に対しても、
でもあいつは生徒思いだ、とか。
金八先生に憧れすぎている部分があるけれども、一応本気でやっている。
などと評価しており(笑)
彼が亡くなるまでクラス会には必ず呼んでいたし。
ここまで俺のことを大切にしてくれている教え子はお前らだけだと彼は言っていました。
あれだけ体罰を与えれば、普通は嫌いになるよ、と皆思っていました。
みんなで向こうでいつかクラス会をしたいので、みんな、善行を積んでいこうね(笑)