今日は生徒ちゃんのピアノ選びのため、一緒にピアノセンターへ行って来ました

毎日向かうものだし、長く使って欲しいし、
失敗して欲しくないですからネ(^^ゞ
運良くとても状態の良い、7年落ちのアップライトピアノに出会うことができました

楽器を買うって、本当に出会いだと思うんです。
“縁”というか…
あたしが昨年の夏にグランドピアノを買った時も、いい“パートナー”に巡り会えますように!
って、めちゃめちゃドキドキしました(笑)
住宅事情やお手軽さから電子ピアノを選ぶ方が多いのは、非常に残念なことです。
経済的な問題もありますし、強くは薦められないという現実問題もあり、
今までこの問題については深く言及してきませんでしたが、
やはり!!!!
…思うところあったので、書いてみようと思います。
まず、いくら電子ピアノが進化しても、それはやはり生の音を真似ているに過ぎないということです。
“電子ピアノ”で習得できるのはドレミの読み方と、ただ指を動かし音を出すことのみ、と言っても過言ではないと思います。
“ピアノを弾く”ってことはそこから先のこと。
楽譜に書いてある音符やいろいろな記号を読み取って、立体的に表現する必要があるのです。
ピアノには色々な音があります。
柔らかな音
優しい音
甘い音
温かい音
喜びに満ちた音
深い音
寂しい音
絶望的な音
激しい音
怒りの音…
そういった豊かな音色を弾き分けられる指にするためには、
また聞き分けられる耳に育てるためには、
電子ピアノではダメなのです。
これからお子さんにピアノを買いたいと迷っているご両親には、そこをよく考えていただきたいと思います。
ご家庭によって色々な考え方があるとは思いますが、
できれば始める時に「ウチの子にはそこまで求めないから」と決めないで欲しい。
というのが私の気持ちです。
向き不向きもありますが、ピアノを始めた子たちみんなが、いつか本格的な道を歩みたいと思った時に後悔しないように、丁寧に教えているつもりですから