日曜日は、毎年この時期にすることになっている、大学時代の恩師の門下生によるスプリングコンサートがありました。
今年は先生からのご提案で、Piccoliniの優ちゃんにご協力いただき、二人でブラームスのヴァイオリンソナタを演奏させていただきました
かれこれ3回目の本番となったこの曲。
本番で弾く度に、
そして我が家での練習の度に、
さらにその練習で何度か弾く度に、
気付きがあり、変化があり、
二人の精神状態、肉体的コンディションによっても違ってしまうし、
どちらかが乗り切れなかったり、
どちらかが急いてしまったり、
ラストの和音を弾き終わった途端、「今のすっごい良かったねー!」と鳥肌モノの時もあり、
本当に難しい、奥が深い曲でした。
二人ともこの曲が大好きだったのもあるけれど、長く弾いていても最後まで飽きることがありませんでした。
お互いが求めている響きや、
クライマックスへの上り詰め方、
たっぷり歌いたいところ、
次へと移るタイミングなど、
全てが似ていたのか、
またはもしかしたらシンクロしていたのか、
この曲を一緒に作り上げていく過程が本当に楽しかった。
色んな楽器の色んな人とやってきたけれど、アンサンブルでここまでの感覚を得られたのは初めてのように思う。
今回の演奏もまた納得のいく出来とはならなかったことが本当〜に残念ではあるけれど、
この曲を全楽章仕上げてみたいし、また他の曲も優ちゃんと共に作り上げてみたい。
実はさっきまで、気持ちの整理が出来なくてブログが書けなかったのだけれど、
先ほど先生とお電話で話すことが出来て、納得ができた…と言うか腑に落ちた。
坊っちゃんが幼稚園に通うようになって少し一人で出掛ける時間が出来たら、
また定期的にレッスンに通いたいな…。
日曜は三連休ということもあったのか、行きも帰りも渋滞に巻き込まれたにも関わらず、
夫が頑張って運転してくれ、一日坊っちゃんの子守りもしてくれました。感謝!
コンサートの間、ゆりかもめでお出掛けして来たらしい
いただいたお菓子が乙女心をくすぐる可愛いパッケージで、帰宅してからもウキウキ。
楽器をかたどった和三盆!
可愛すぎて食べられません
坊っちゃんに見つからないようにしないと…