ピアノ弾きの休日♪

~ピアニスト&ピアノ講師 遊馬(岩間)俊恵の写真日記♪〜
日々感じること。出会った人。モノ。そして音楽。

リュリカ音楽工房は…

リュリカ音楽工房は神奈川県伊勢原市にあるピアノ教室です。 “リュリカ”とはロシア語で「ゆりかご」という意味です。生徒さんの成長をあたたかく見守り応援したい、という気持ちを込めて名付けました。 留学先のロシア・モスクワより帰国してすぐにピアノ教室を始め、18年。小さなお子さまから中高年の方まで、楽しくレッスンしております。 自身も子を持つ親となったこと、親子向けのコンサートをするなどの活動から学んだことを生かし、母親としての目線を大切に、心に寄り添うレッスンを心掛けています。 現在、空き枠が少なくなっておりますが、生徒さんは随時募集中です。 詳細は教室HPをご覧ください(lyulka-musica.simdif.com)

続 身体のこと

2017-05-26 15:10:56 | 日々のこと



載せることもなかったかしら…ちょっと衝撃的な写真ですね

こういう写真よく見るけど、自分の胃の中も本当にこうなってるんですねぇ。



そんな訳で、またまたなんだかどしゃ降りの中(大切なことがある日、たいてい大雨だったりする)、今日は人生初の胃カメラでした。

胃カメラなんて恐怖しか感じてなかったけど、先日の診察で先生の人となりを知って信頼感があったので、多少の緊張はあったけれど、怖くはなかった。


坊っちゃんを送り出してすぐ、車の運転をして行ってはいけないということで、母に送ってもらい8時半には病院に到着。

同じ時間に検査の人が他にもいて、結構待たされた。



まずは点滴でフワーっとなる薬を入れられ、本当に目の前の天井がフワ〜っとなる。

次に舌の上にゼリー状の麻酔を乗せられ、口の中全体に広げるように言われるが、これが不味くて思わず眉間にシワが寄ってしまう。これを2回。

舌がなんとなく痺れて来たところでマウスピースをはめさせられ、あれよあれよと言う間に内視鏡が口の中へ。


慣れるまで辛くて、何度もオエっとなってしまい、喉の麻酔が足りてないのかもと先生が麻酔を追加して少し落ち着いた。

コツは唾が垂れ流し状態になることを諦め、飲み込まないことらしい。

そして胃の中までカメラが入ってしまえば大丈夫だった。

まあもちろん、太い管が入っている苦しさはあったけれど、10分くらいだった。

喉元過ぎれば苦しさ忘れる程度


検査が終わり、点滴のせいで眠くなるはずなので奥のベッドで2時間ほど横になり、麻酔が切れるのを待つように言われる。

疲れて眠いような気もしたが、昂ぶっていたのか目が冴えてしまって、そこへ来て次に検査が終わって隣のベッドに寝たおじーさんのイビキがうるさくてうるさくて、眠るどころじゃなかった

しょうがないので暇つぶしにブログを書いたり、友人たちに検査が終わったことを報告したりして過ごす。



検査結果は、食道も胃もとても綺麗で、腫瘍はおろかピロリ菌もいないとのことでした

先日の胃の上部の痛みと窮屈感は、診断通り逆流性食道炎で処方された薬が効いたからか、それももう何ともないということでした。

十二指腸が少し赤くて、それが食道のつかえ感のげんいんにもなったりするんだけど、ストレスを強く感じるようなことがあった?と聞かれる。

まあこういう仕事だし、ストレスくらいしょっちゅう感じてるけれど…実を言うと坊っちゃんがお弁当の日はちょっと気を張る。

持たせるのを忘れないように気をつけなきゃと思うことと、絶対に寝坊したらイカンという思いがあって、緊張して寝不足になったりする。

意外と小心者なんである


胃の中にいくつかポリープがあるけれど、これはピロリ菌がいない人にできるもので、これが癌化することはないし、歳をとると消えるから放っといていいらしい。



順番が前後したけれど、胃カメラの前にエコー検査もしてくれて、あちこち診てくれた。

乳癌が無いか、そして子宮や卵巣の方まで。

乳癌検査をやり損ねて気になっていたので、こちらもひと安心。



診断結果を聞いて帰宅したら2時。

坊っちゃんが2時半にはバスで帰って来るので、急いで今日初めてのごはんを食べて、落ち着く暇もなくお迎えでした。


思い切って検査して良かったです。

健康第一。

元気に仕事、がんばろう

ヘバーデン結節のこと

2017-05-26 12:43:24 | 日々のこと

もう2年くらいになるが、両手の指の第1関節が痛くて、ピアノを弾く度に痛みを感じながら弾いている。

何もしてない時に痛むことはほとんどなく、やはりピアノを弾くのが一番痛い。

昨年末から2月のコンサートの時期は特に酷くて、毎日絆創膏をテーピング代わりに左右の小指に3枚ずつ巻いて弾いていたのだけれど、練習を休む訳にもいかないのでだんだん酷くなってしまって、練習が思うように進まなくてとても辛かった。

左右ともに小指と中指が特に酷かったが、最近は他の指も痛むことがある。

そしてピアノを弾く時だけ感じていた痛みが、最近は握ったり掴んだり重い物を持ったり、日常生活でも感じるようになってきてしまった。



父もそうだったのだけれど、ネット等で調べると「ヘバーデン結節」という症状だと思われた。

そしてまた父もそうだったのだけれど、病院に行ったところで症状を改善させる方法も進行を遅らせることもできず、痛ければ湿布か痛み止めを飲むなどの対処療法しかないのだと言う。

それでも心配する友人たちに言われて、痛みも酷くなる一方だしと一応は病院に行ってみた。

レントゲンの結果、左右の小指と中指の関節が狭くなって変形していた。

そして医者には、手指の第1関節は変形しやすい、指を使う仕事の人は特に多い、後は上記に書いたのと同じことしか言われなかった。

やはり整形外科に行ったところで思った通り、時間とお金を無駄だったのだ。



大学時代の恩師に相談したところ、とある方を紹介してくださり、しばらくそこに通ってみることにした。

また、整体をやっているお友だちに相談したところ、小麦を辞めてみたらと言われたので、ここ2ヶ月ほどそれも実践している。



それらが効いているのかわからないが、ピアノを弾く時の痛みはマシになったように思う。


2月のコンサートの時は痛みがピークで、鍵盤に触れるのも痛いような状態だった。

刻々とコンサートの日は近付いて来るのに、曲の仕上がりも間に合っていないし痛くて練習もまとまった時間弾けないしで気持ちばかり焦って。

コンサート本番も、両手の小指と中指に巻いているテーピング代わりの絆創膏を外せなかった。



でもこのところは、痛みが無いわけではないが絆創膏を巻かなくても練習ができるし、何よりあの大変だった発表会もテーピング無しで乗り切れた!


どうやら私は、今後も長くこの病気と付き合っていかなければならないみたいだ。

ちょうど身体も疲労が蓄積していて食生活や健康と向き合うべきだったし、いいきっかけだったと思おう。



40も越えると毎日どこかしらが痛んだり、なんとなく本調子じゃなかったりする日が多く、

そしてもうそれが当たり前になっていたけれど、そうじゃないんだと気付かされた。

まだ人生折り返し地点(…のハズ)

あと半分は、この身体で生きてかなきゃならないと思うと恐ろしい

だってここからは、何もしなければ衰える一方なのだ。



自分のことが一番後回しになり、おろそかになりがちだけれど、ちゃんと見よう。

ちゃんと気をつけよう。

選んで食べよう。

このところ、そんなことを考えています