3月の頭に、あまりにも難しい曲を頂いてから3ヶ月。
先日の日曜日、ついに本番の日を迎えました!
朝の最後の練習をしてから出発。
この服が着られるのも、もう今回で最後かな〜と毎回思う
各支店の音楽教室から集まった、楽器店全体のエレクトーン・フェスティバル。
小さなコンクールみたいなものです。
ドキドキ
とにかく止まらず、大きなミスをせず、最後まで行って欲しい!
おかーちゃんは手にやたら汗を握り、心臓が変な鼓動を打ちそうでした
やはり少し緊張したそうで、ちょっとペダル鍵盤を外したり、ミスタッチがありましたが、初めての舞台にしてはよくやりました!
正直、全員の演奏を聞いても、坊っちゃんが一番小さいながら一番よく手が動いていたし、
補助ペダルを着けてもまだ脚が届かず、今は懐かしのビデオカセットを3個も重ねてテープでカサ増しながらも、レジストペダルを自分で操作したし、
これはもしかしたら奨励賞くらいなら戴けるのではないか
という甘い夢を見てしまったのだけれど、、、
残念ながら賞には漏れてしまいました
坊っちゃんは、ギリギリ涙をこらえて相当無理のある強がりを言いながら、悔しがっているのは見え見えでした
だって坊っちゃんは本当によく頑張った。
最後の1ヶ月間は、1日2時間以上は練習しました。
朝、幼稚園に行く前、
帰って来ておやつを食べてから、
夜、私のレッスンが終わって防音室が空いてから。
6歳の子どもには厳し過ぎる練習を、本当によく乗り越えたと思います。
私自身もこれでいいのか?どうやって導いたらいいのか?と何度も迷いながら、全ての練習に一緒に取り組みました。
坊っちゃんも私も出来る限りのことをやって本番に臨み、その結果だったのでしょうがない。
演奏は悪くなかったけれど、選ぶのは審査員だから。
そう坊っちゃんに言うと同時に私自身にも言い聞かせながら、
いつもよりたくさん坊っちゃんを抱きしめて、たくさん話をしました。
一人になった時に少しだけ悔し涙を流し、
気のおけない親友たちに結果を伝えて動画を送り、
たくさん褒めてもらって慰められました
欲しかった言葉を言ってくれて、救われました。
ふぅ。
このブログを書くのに5日間のクールダウンが必要だった…
賞をいただくことが全てではないけれど、やはり認められれば嬉しいし、頑張れば頑張っただけ努力が報われなかった気がしてしまう。
もし前日リハの時くらいの演奏が出来ていたら…とか、どうしようもないことを考えてしまったり。
水曜日のレッスンでは先生とも話すことができて、先生も奨励賞くらい貰えると思ったのに!と相当ショックだったとおっしゃっていました
コンクール前は弾きこなすだけで精一杯だったけれど、またレッスンして頂くと、まだまだブラッシュアップできるところがあったし、
結果は受け止めて、また一緒に頑張りたいと思います。
来年こそはリベンジだ!