ディボース・ショウ
おすすめ度
原題:Intolerable Cruelty
制作:ブライアン・グレイザー イーサン・コーエン ジョエル・コーエン
監督:ジョエル・コーエン
脚本:イーサン・コーエン
出演:ジョージ・クルーニー キャサリン・ゼタ=ジョーンズ ビリー・ボブ・ソーントン ジェフリー・ラッシュ
互いを出し抜こうと騙し合う男女の姿をコミカルに描いた「ディボース・ショウ」です。
マイルズ・マッシー(ジョージ・クルーニー)は、ロサンゼルスで活躍する離婚訴訟専門のやり手弁護士。そんな彼のもとにある日、美人妻マリリン(キャサリン・ゼタ=ジョーンズ)から離婚訴訟を起こされた不動産王レックスロスが訪ねてきます。彼は浮気現場を押さえられているのに、慰謝料を1セントも払わずに済ませたいとの要求するのです。この無理難題を受けたマイルズは、違法行為満載(笑)の方法でマリリンの住所録の写しを入手します。そして遂にそれを元にマリリンを敗訴に追い込むマイルズでしたが…。
タイトル名のとおり、アメリカの結婚・離婚事情を皮肉ったコメディ映画。原題はIntolerable Crueltyで「堪え難い残酷さ」という意味。邦題はもっとベタなものに変えているんですね。…ふーん。
今までのコーエン兄弟にないメジャー路線の作品。ベタだけど、面白かったです。ジョージ・クルーニーやキャサリン・ゼタ・ジョーンズなど華のある役者の濃い~芝居が笑えます。両キャストの衣装も華やかで楽しめました。
・ディボース・ショウ@映画生活
・前田有一の超映画批評