徒然映画日記。

食わず嫌いは卒業し何でも観よう。思い切りネタバレありの「観た帳」です。

死に花

2007年05月26日 | ★★



死に花
おすすめ度
制作:2004年 日本
制作:横溝重雄 大里洋吉 早河 洋
監督:犬童一心
脚本:小林弘利・犬童一心
原作:太田蘭造
出演:山崎努 青島幸男 谷啓 宇津井健 松原智惠子 長門勇 藤岡琢也

おじいちゃんたち頑張ってます。豪華なキャストが当時話題になった「死に花」です。

高級老人ホームで悠々自適の日々を送る爺さん5人組。ある日、仲間の1人(藤岡琢也)があっけなく他界してしまいます。残された4人はこれまで以上に死を身近に感じ、すっかり意気消沈してしまいます。そんな時、彼の遺品の中から「死に花」と題されたノートが見つかります。それはひたすら穴を掘って銀行の地下金庫を破り、現金17億円を強奪する計画書でした。練りに練られた作戦を目の当たりにした4人は、作戦の実行に大いに盛り上がりますが。

この作品の最大の見所は山崎努・宇津井健・青島幸雄・谷啓など一時代を築いた贅沢なキャスティングです。あ。あと森繁久弥先生も。思いっきりプルりながらご出演されてます。

基本おじいちゃんのアドベンチャー映画です。わくわくしますね。残念かな全編をとおして緩やか展開で盛り上がりに欠けるというか、若干尻つぼみ感はありまして…。でもって、いろんな要素が盛り込まれているのでコメディながら、少ししょっぱくなります。

でもまあ、歳をとることは誰も平等にやってくるんですよね。どんな風に年を重ねていくかって大切だな。と思いました。

死に花@映画生活
前田有一の超映画批評



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