愛についてのキンゼイ・レポート
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原題:Kinsey
制作:2004年 アメリカ ドイツ
制作:ゲイル・マトラックス
製作総指揮:フランシス・フォード・コッポラ カーク・ダミコ マイケル・クーン ボビー・ロック
監督・脚本:ビル・コンドン
出演:リーアム・ニーソン ローラ・リニー クリス・オドネル ピーター・サースガード ティモシー・ハットン ジョン・リスゴー
「性」の実態のリサーチに生涯をかけた実在の学者、キンゼイ博士の半生を描いた「愛についてのキンゼイ・レポート」です。
厳格な父の元で育ったキンゼイ(リーアム・ニーソン)。父の勧めで工学を学びますが、子供の頃からの生物学への情熱が抑えきれず、父に背き大学を編入します。その後タマバチの研究が認められその分野の第一人者として注目を浴びます。ある日、学生からの性の質問をきっかけに、研究が始まります。昆虫研究で培った統計手法を人間に適用し、ヒトの性の実態を明らかにするというものでした。
<キンゼイ Alfred Charles Kinsey 1894-1956>
今から約60年前にアメリカではどえらい研究をしていたおっちゃんがいたんですね~。オドロキです。作品では、奥様との愛情が前面に出ていましたが、この人ちょいとしたド変態ですよ(笑)
困ったワンマン変態学者演じるリーアム・ニーソン(爆)良かったです~。正直すんげー面倒くさいおっさんなんですが、どこか憎めないのです。そして不覚にも、晩年の弱ったあのヨボヨボぶりに思わずグッときちゃいました。(笑)
ピーター・サースガードのセクシー(?)なまなざし。一癖も二癖もありそうなあの存在感。スバラシイ。
そして、そして。キンセイ夫人を演じたローラ・リニー。キュートです。すばらしい母性を感じました。ああ、あんな嫁私も欲しい。
・愛についてのキンゼイ・レポート@映画生活
・前田有一の超映画批評