徒然映画日記。

食わず嫌いは卒業し何でも観よう。思い切りネタバレありの「観た帳」です。

ショート・カッツ

2007年05月17日 | ★★★★
ショート・カッツ
おすすめ度
原題:Short Cuts
制作:1993年 アメリカ
制作:ケイリー・ブロコウ
監督:ロバート・アルトマン
脚本:ロバート・アルトマン フランク・バーハイト
出演:アンディ・マクドウェル ブルース・デイヴィソン ジャック・レモン
ゼイン・キャシディ ジュリアン・ムーア

群像劇というと真っ先に思い出すのはこの作品。ロバート・アルトマンの「ショート・カッツ」です。

舞台はLAの住宅街。医者(マシュー・モディン)、主婦(アンディ・マクドウェル)、警官(ティム・ロビンス)、ニュース解説者(ブルース・デイヴィソン)、ウェイトレス(リリー・トムリン)、ケーキ屋(ライル・ラヴェット)…などなど22人のありふれた人物が日常生活の中で縦横無尽に絡み合い、非日常的な結末を迎えます。

レイモント・カーヴァーの9つの短篇と1篇の詩をベースに描かれた人間ドラマです。初めて観たときは、この斬新なスタイルに感激しました。良く出来てるんです。関係有りそうでなさそうな様々な人間の喜怒哀楽のドラマがものすごい濃度で凝縮されています。観終わったらなーんとも、不思議な感覚になりました。俳優陣も豪華、豪華。ロバート・アルトマンってスゴイ。と改めて感じた作品でした。

ショート・カッツ@映画生活
前田有一の超映画批評



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