ダーウィン・アワード
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原題:The Darwin Awards
製作:2006年アメリカ
製作:ジェーン・シンデル ジョニー・ウー ジェイソン・ブラム
監督・脚本:フィン・テイラー
出演:ジョセフ・ファインズ ウィノナ・ライダー デヴィッド・アークエッ ジュリエット・ルイス ジュリアナ・マーグリーズ タイ・バーレル
キャッチコピー:うっかり死んじゃいました
「ダーウィン賞」にすっかりハマっちゃった元プロファイラーの再出発の旅(?)を描いた「ダーウィン・アワード」です。
血を見ると失神してしまうという致命的な弱点を持つプロファイラーのマイケルは警察をクビになってしまいます。そんな彼の目下のマイブームは、インターネットの“ダーウィン賞”。ある時彼は、この賞で取り上げられている人たちが保険会社に莫大な損害を与えていると確信します。元プロファイラーの能力でそのリスクを回避できると保険会社に自分を売り込みに行き、会社側はそれを証明できれば採用すると約束します。こうしてマイケルは、保険調査員のシリ(ウィノナ・ライダー)をパートナーに、全米各地のダーウィン賞候補の再調査へと出掛けます。
「The Darwin Awards」って、本当にあるんですね!「人類をより長く存続させるために、崇高なほどバカバカしい方法で自らの遺伝子を抹消する人々を賞賛する」というコンセプトらしいです。うーん、ブラック〜。
作中には
強化ガラスの強度を証明しようと窓ガラスに体当たりをして高層ビルから落下した男性。
自販機に手を突っ込んで動けなくなった怒りを自販機にぶつけ(殴る蹴る)、その拍子に倒れてきた機械の下敷きになり死亡した男性。
ドライブ中に自動運転機能を使い、いちゃついている最中に車は大きくコースアウト。道路添いにあるデンタルクリニックに追突し、重傷を負う医師と患者(←キュイーンとやってる最中 震)と乗車していたバカップル(男性の大事なところは大惨事 ex:ガープの世界)。
メタリカのライブを見たい一心で無理矢理会場に忍び込もうとする男2人組。訳の分からないうちにどんどん深みにはまり、遂に落下してきた自分の車で圧死する男性。
まー、色んなおバカちゃんたちが考えられない状況でバッタバッタと死傷します(笑)。
他にも、サスペンスあり、ちょっとしたロマンスもありと色んな要素がてんこもり。「あほやー」と言いながら気楽に観れる娯楽作です。映画的にどうだこうだ言う作品ではないと思います。でも私、基本的にあほには弱いのです(笑)。
「ダーウィン賞」は書籍もあるらしく、ちょっぴり読んでみたいな。なんて思っています。
・ダーウィン・アワード@映画生活
・前田有一の超映画批評